2009.08.30 スポーツスター ステージ4 とりあえずのエンジン最終章(乗るのがとても楽しくなった!)

2009.08.29
低速のスロットルちょい開け、または大人しくスタートでエンストしそうになるほど、もの凄くもたつく。スロットルを大きく開ければガぁ〜ン!と飛び出すが、それの頻度は少ない。このままではピークパワーだけのレース向きエンジンだ! そして、取り付けた燃調メーターが見にくく、表示も怪しいので、思い切ってフルコンを入れて、(SEのレースチューナーは使わずに)低速からの完全な燃調を取ろう。以前から、電話で問い合わせていた(先方社長は記憶にないようだったが)所沢のバーン さんに サンダーマックスのセットアップを予約した。実は春に問い合わせしたら【忙しいから秋にして欲しいなあ!】で諦めていたんだ。


2009.08.30 総選挙の投票を早朝に済まして、小雨の中埼玉・所沢市の バーン さんに車両を持ち込む。



 
息子が診察台に乗る気持ち



 
社長自らセットアップ



さあ、始まったぞ!


今までは、SEのレーシングエンジンに準ずるパーツ
  K&Nクリーナー                  
  SEハイフローヘッド                 
  鬼山のオーバーラップたっぷりのレーシング・ハイカム 
  ハイコンプピストンで11.3:1           

これを最近9:1にしたが、燃調は大きく崩れ、サンダーマックスのフルコン+O2センサーへ交換! でも、どうせだったらカムをもう少し穏やかなモノにしてもパワーはそれほど落ちないとのこと。まあ、段階を踏んで楽しもう。

2009.09.01【速報】
セットUP完了。今までの最高パワーは88.3馬力、圧縮比を大幅に落として80.2馬力、さらにサンダーマックスで燃調を取って88.9と僅かながら過去最高。

燃調前(SEレース/チューナー)とサンダーマックス装着で燃調後のグラフ。3千で+5馬力、4千以上で+10馬力   問題の低速トルクも2,500回転で7kg−mが8.5kg−m   圧縮比を大幅に下げて、全域でパワー/トルクが増えたが、ピーク後のトルクの落ち込みがすこし早い様だが、充分に高回転型でありながら、2,500回転からなら使えそう! 奥川さんに大感謝だ。


2009.09.01
仕事のついでに早速所沢に引き取りに行く。エンジン警告灯が灯いたら、停止してキーON/OFFで解消するとのこと。さらにスピードメーターの補正、アイドリングを800回転になどセットUPは万全。とくにアイドリングが静かでコレにも感動。で、乗って見たら、乗りやすさ激変。2千回転でも充分に加速するし、神経質な性格はウソの様に消えて、充分に渋滞・街乗りでも使いやすい。さらに4千〜は猛烈なパワーで圧倒されそうで7千回転まで軽く回り、最大88.9馬力と上の方もとても楽しい!これで、2年半掛かったエンジンは完成とする。奥川さんから4〜500km走ったら燃調の微調整をやってくれるとのこと。コレで18万円は安いと思う。それと奥川さんはセールストーク嫌い、ネットも苦手、実直・誠実さだけが取り柄の貴重な存在。豊富なメカ経験で、この人は信頼できる、強引に自店のオリジナルを押し売りする他店とは大違いだ!




最初からストレートにココに依頼していたら、もしかしたら感動は少なかったと思う。(ふ〜ん、そうなんだ!またはヨカッタね!で終わってしまったかも?)趣味は結果ではなく、道に迷ってやっと納得の行く結果にたどり着く道程が(みちのり)がハーレーのカスタムという(趣味・道楽)の醍醐味なんだと思う。ネットで結果を知りそのまま実行するのは趣味をショートカットすることになるかもしれない。でも、ネットで情報を知り自分の妄想を膨らまして行くには素晴らしいことだと思う。【趣味に王道・近道共に無しだ!】と大きな散財と試行錯誤を自己弁護。


2009.09.05 2007年に購入して2回目の洗車  長男はエンジン始動で怖がって泣き出す!


                            2007.06 納車直後のころ ノーマル+小径タコ  シンプルだなあ!



2009.09.05 ごちゃごちゃのハンドル回り これから整理だ!  
シガライターコンセントをヒューズを噛ましてバッテリーに直結。充電器の端子をシガライターに変え、保管時は常時フローティング充電+パルス。さらにハワイ用カーナビのガーミン250もここから電源を頂く。それと、タコメーターが異常で、KEYオフでも500回転を指す。エンジン始動後でもデイトナメーターより+500〜700回転高め(メーター読みで8,000回転まで回る!?)こりゃ異常だ、ハーネスを調べたが多分メーターだろう。早速手配した。なお故障メーターは来月ハワイから購入先(イリノイ州)に返送予定。さらに数日後に空燃費計(現在はデジタルで昼間は暗くて見にくい)をアナログ表示メーターに変更予定。併せて外付けのO2センサーも取り替える予定。それと、オフセットライザーがタンクと干渉するので、ノーマルのストレート2インチライザーに変えたが、高速で飛ばすときには軽い前傾でGOODだが、街乗りではすこし背中がきついので、3−3/4(3.75インチ)のストレートライザー(44ミリUP)をタコメーターと共に発注.。ちなみにタコメーターはブラケット共だと国内価格7万円!+工賃。

  3−3/4インチ         ノーマルは2インチ




  来週末(9月12日ごろ)には来るだろう  9月11日イリノイ州を出荷された→9/17自宅に到着

2009.09.11 テストラン(ツーリング)
2007年に新車で購入してオドメーターは未だ走行1,000km近辺。そのうち殆んどは実走行ではなくダイノマシーン上での走行距離! そこでステージ4完成を祝って、行きつけの下田のホテルに1泊でツーリングを計画。思えば一泊ツーリングは1997年に日光に行ったきり12年もやっていない!

前日、即席でガーミンとアナログA/Fメーターをセット。ついでに静岡県内のウマイ店をナビのお気に入りに沢山登録しておいた。



 同行は古くからの二輪ボランティア仲間のHさん。
ところが、一泊する翌日が全国的に確率70%の雨の予報! 待ち合わせの用賀のマックで相談して急遽日帰りに変更。なお下田の会員制ホテルは当日夕方までキャンセル無料。

用賀で東名をスタートしてどちらともなく、いきなり全開。レブリミッターが時々効くほどのかなりのハイペースで御殿場まで進む。堅めのサスで段差の突き上げが激しいく、ニーグリップが効かないので速度が出るとハンドルにしがみついてしまうがモリモリスピードは出る! それと私は今まで沢山の新車にも乗ってきたが、多少の暖機運転だけで、基本的に慣らし運転をしない! 常に大人しい乗り方をしていると【エンジンにトロイ癖が付く】ようだ。ちなみに今まで仕事柄、沢山のメーカー試乗車(慣し運転とは無縁で、沢山の人がいきなり全開にするサーキットランの試乗車など)にも乗ってきたが、どれも大人しい走りの個人所有バイクより多少メカのノイズは大きいが軽い吹き上がりでパワフルだった気がしている。(ただし燃費も悪く、耐久性は低くなるのかも知れないが)話題を戻して、無事御殿場インターを出て、乙女峠の手前を右折し401号を長尾峠にさしかかったところでガソリン警告灯が点く!え〜ッ 110kmでガス欠だ! 不安なのでエンジンOFFのニュートラルで湖尻のスタンドまでたどり着く。8L以上入ったので燃費は14km/L(ガックン)。それ以降は反省して大人しく走る。そのまえに所沢のバーンさんや横浜のリンクスさんへの走行では20km/L行っていたのに! そして後半の燃費は24km/Lとまあまあ。(ちびタンクで大人しく走れば200kmは行けるが、開けると110kmでアウトだ!)で、問題のコーナーリング特性は少し攻めてもマフラー接地ゼロで案外素直。多分にフォークスプリングを9.5Nに変えて堅めが効いている。401号は他のバイクだと頻繁にシフトUP&DOWNを繰り返すところだが、XL1200はセカンドホールドでトルクフルでパワフルな気持ちいい独特のエンジンフィーリングで、小さいコーナーの連続がとても楽く、ほぼイメージしていた走りに近い感じだった。



   芦ノ湖スカイラインで休憩 ヲヤジ同士だと休憩ごとに話し込んでしまい、時間がどんどん経過していく。



  本当は静岡・丸子の丁字やまで行こうとしたが、昼が近づき、行きつけの三島うなよしに行く。



 今回は、控えめに 上 を注文。



 うなぎがハミ出している。
ハミウナだ!



  ご飯は少なめなので、一気に行ける。 肉厚のうなぎに水飴系のてかりのあるタレで香ばしくて柔らかい。久しぶりに満足。

満席で騒がしい店内を後にして、表の自販機の脇のイスに座ってまた世間話。そのあと東名でもテキトーに休みながら、早めに到着した自宅でもお茶をしながらH氏と、また話し込んでしまった。

総括 シートは堅めで低いハンドルと併せてややお尻が痛くなった。 
   多少各部のゆるみは出て増し閉めが必要だった。             
   パワーは充分。スピードもふわわkm/h付近まではストレートに伸びた。 
   ブローバイがやや多めに出ていてリアホイールが汚れた。         
   音はもう少し静かな方が疲れが少ないかも                
   ニーグリックは出来ないので、何か考えよう                
   ツーリングバイクと言うよりも、性格は(短距離勝負型の)スプリンターだなあ


2009.09.13 MIXIの集まりにチョコッと参加する。


大黒ふ頭Pに集合なので、集合前にパーキングのレストランで珍しい【モツ煮どんぶり】を食べる。しっかり煮込んであり脂身は少なく旨かった。



それぞれが自慢の愛車で参加。私は集団の最後尾にひっそりと並べたが、何人かの方から声を掛けて頂いた。
ビッグツインはアレン・ネスの外装パーツやハーレー唯一のライバルでもあるビクトリーに対応してトラッドな雰囲気を失いつつある気がする。またXL1200N等を見ても、どうも今風のスポタはマットブラック中心でワイド&ローな方向に行っているようだが、私のイメージは後輪周りの重ったるさを減らして、ファンシーでライト&トール。一見するとふ〜ん!で見過ごされてしまう様なまとまり感の中に、実は【コダワリパーツ】がぎっしり詰まっている落差が楽しい!というコンセプト。それと、プーリーコンボに皆さんの興味が集中したのでチョット特集。



      RC COMP   ここのメッキが私は品質面でも大好き。過去にホイールを3台分買った。今回のプーリーコンボは高かったのでRCではなくDNAにした。



               GMA



えっ! DNAがこんなに値下がりしている! やはり採用する人が少ないのかなあ。(私は$900で買った記憶がある。さらに1$=122円で!)



       パフォーマンスマシーン は ドライブサイド と呼ぶらしい。

でも正直ホイールカラーはワンオフだし、部材も強度ぎりぎりまで削らないとスポタには無理。
でも、1$=90円近辺の絶好のチャンス。パーツはギャンブル気分で輸入しハワイに送ってもらって取りに行こう!、(取り付けの苦労を味わいつつ) めげずにどんどんカスタムに挑戦しよう


2009.09.18

 6月に輸入したタコメーターが初期不良。当初ワイヤーハーネスの問題で気がつかず! 日本円で13,000円でが、10月にハワイに行った際に、返品予定。



ノーマルの2インチライザーだと、高速をぶっ飛ばすには丁度良い前傾だが、街乗りだとやや背中がきつい。そこで3ー3/4(45ミリ)高いストレートライザーに交換でとても乗りやすくなったし、取り回しも少し楽になり、コーナリング中の上半身もかなり自然。昔から【ハンドル変えたい病】を持っているが、今回のXL1200Lもノーマル、XL1200C、XL1200Rと3タイプのハンドルを体験してやっと収まった感じだ!


ブローバイガス

クランクケース右に穴を4カ所開けてカムカバーからガスを逃すようにしたが、やはり大気解放は好ましいとは言えない。そこで、

  
フエルストレーナーとオイルキャッチタンクでブローバーイガスをエアクリに戻す

10月にハワイに行くのでホテルまでパーツ(シートと、ミニ・シーシーバー&パッド)を送るように注文した。



シートの比較

  上XL1200Lノーマル 下純正バットランダー
ノーマルはカタログデータ上のシート高さを低くするため、あんこ抜きですぐにおしりが痛くなる。ただし加速時のホールド性は良い。
バットランダーはデザインは最高!腰の前後移動が楽だが、逆に加速時にはおしりが後ろにずれる。



  上純正バットランダー、下純正リーチシート
リーチシートはホールド感が最高。足つき性もよく、タンデムにも向いているが、見た目のボリュームがかなりある。


 
  腰の位置は若干前になる感じ   強烈な加速をホールドしてくれる



    キャリアーとミニシーシーバー・&パッド



ツーリング時には、リアキャリアにロープなしで、このバッグをつけるんだ。


STAGE5へ



XL1200 HOME