突発性難聴


2週間ぐらい前から左耳が静寂時にモーター音(耳鳴り)が聞こえるので、10月3日に耳鼻科にふらっと受診したところ、その場で即入院。対策はステロイドの
短期集中投与! 1クール(5日間)で1,500ミリ コレを2クールやった。(累計3,000ミリ) 顔はややアンパンマン風にむくみ、足の皮がボロボロむけてきた。私は8年前にステロイドの3ヶ月もの長期投与で命拾いをしている(ほぼ劇症肝炎)

受診からそのまま入院し、いったん外出して入院準備をして、そのまま10日間軟禁状態が続いた。



入院中に子供の運動会があり、当日は早朝4時台から点滴を開始してもらい、8時台にはタクシーで自宅経由で幼稚園に向かい、ビデオカメラの場所取りをして、無事デジタル一眼ハイビジョン動画を撮影して、オトーサンも役目を果たし、帰りがけに(ステロイドの副作用の猛烈な食欲に負けて)外食をはしごした。今の私のマイブームは ちゃんぽん なので、道玄坂上のはしばやんのちゃんぽんと皿うどんを一気食い。





ところで問題の治療の方は、高血糖へのインスリン(ランタス&ノボラピッド)の大量自己注射を続けながら、毎日ステロイドの点滴3.5時間x2本に、1日おきに血液透析の4時間は殆んどベッドで動けず状態が続いた。さらにその間ヘッドフォン禁止!

院拘束中は幼稚園帰りの長男や、妻が毎日旨そうな弁当持参(オリジン、松屋のテイク等)で来て一緒に昼食を摂り、食後は私のベッドで昼寝して帰るので、何か、ファミリーがハワイのコンドミニアム気分で病棟に越してきた感じである。
その間ゆっくりと今までのことを思い起こしたり、退院したら先ず何をするか?とか、これからの構想を色々練ったり、猛烈な空腹感から明日の朝はどうやって脱走し外食するか?などを考えていると入院生活も退屈はほとんどしなかった。というか住めば都で、どこでも結構楽しめるものだ。私はサボることや>空想・妄想、気晴らしの天才
かもしれないと自分で思った。さらにチンケな病院食は美食に慣れ染まった味覚を原点に戻す効果もあり、ちょうど良い人生のリセットになった。(でも入院が今年6回は多すぎ)


タクシー脱走&外食のはしご(牛丼+冷やしおろしそば+コロッケ等)を繰り返す間に、せっかく今年の夏に4kg落とした体重は、そっくり・リバウンドしてしまった。



こちらは10F展望レストランのビーフシチュー 880円から最近1,080円に値上げしたが、絶品。
ただし写真は見本 本物は一気食いでデジカメ出せず!


松屋では一度に千円近く使った!                                        野菜炒めが食べたくなり、メニューに無かったが作ってもらった。(店は初めて携帯i-modeで調べた)


で、治ったの?

ん〜ん。入院当初確かに左耳は250Hzを中心に上下1オクターブ以上耳鳴りでマスキングされて聞こえていないなあ。右は2クール終了時。まあまあ合格だろう。さあこれで10日目で退院だ!

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10日も構想を練ると、やりたいことが沢山あるんだなあ〜 と果てしなく続く、、、、

2011.10.13 無事退院! 出所したら最初にしたいことをストレートに遂行すべく、病院からバイクを預けている横浜へ東横線で向かい、そのまま箱根へツーリング!
天気は曇りだったが>西湘バイパスを、ただ無心にハーレーを走らせているだけで、大好きなVツインの鼓動感と爽やかな外気を体で感じ、やっと解放された実感と、生きている喜びが沸いてきた。箱根でちゃんぽんの具用に鈴廣のかまぼこを買い、今度は三鷹のNAPSへ向かう 途中の東名高速では結構ハイペースで走っていたV−MAXをフル・ブーストで簡単にぶっ千切り、全開加速を繰り返してターボチェックとスピードを堪能した。気がつくとパフォーマンス面でのライバルはX−4とか旧V−MAXフルパワー仕様かも。でも、4速60km/hからは一切シフトダウン無しでガンガン加速するのはやはりターボの威力だろう。こんなにフレキシブルで楽しい乗り物は他にはない。



  ターボにVVCを付けたのでブースト圧をチェック(最初は控えめ)


    帰りにはリンガーハットの野菜タップリちゃんぽんも完食(前回は食べきれず残した)


帰宅後、溜まったメールの整理と録画しておいたTVドラマを見て、思わずカラーテレビだ!と絶叫。そういえばテレビを10日間見ていなかったんだ!
特に10月からのWOWOWのTVドラマ新シリースや、大好きな法廷ドラマであるドロップ・デッド・ディーバ2とNHK・BSのリドリー・スコットのグッドワイフ2を存分に楽しんだ。




退院翌日(10月14日)は、サラリーマン時代に20年間通った『思い出の虎ノ門』を<妻(昔の元部下で今の上司)とベスパで行き、一緒によく食べたちゃんぽんや和菓子めぐりをした。

次は (10月15日)久しぶりにポルシェの健康診断に家族全員で厚木(日ノ出モータース)まで出掛け、近くのくら寿司の長崎フェアへ妻が注目の『皿うどん寿司』を試しに行く。途中、海老名パーキングで鰺の唐揚げ、串モノとキハチカフェのモカソフト等を食べ、家族で観光気分を味わう。
  
  
 
厚木のくら寿司                 皿うどん寿司 (アイデア倒れ) 
長男はマグロを10皿完食。家族3人で3千円台は安い!でも、やはり私は液晶画面で注文より、カウンターでの口頭注文が好きだ。


その次は (10月16日) ステロイドからは無事離脱できたが、結局は胃拡張というか、胃袋がでかくなっただけに気がつき、徐々にセーブを決心渋谷のリンガーハットに ちゃんぽんの食べ納めに行く


溶けかけた氷≠アれを口に含んでガリガリ食べるのが、普段厳しい飲水制限を自ら課している私には、大好物だ。人工透析をしているため、水は満足に飲めないのとチーズ(リンが多いので)厳禁。 
あるヒトは、酒が飲めなくなったらオレは死ぬんだと豪語。でも私は酒以前に<水が飲めないし、急性膵炎になったヒトで、長期間の絶食&飲水禁止で、もっと辛いのも見ているし。>さらに、ある無神経な(相手の気持ちを感じない)ヒトは、オレがオマエと同じ症状だったら死んだ方がまし!と自分の健康を私によく豪語する。何もしなくても健康は羨ましいいが、それ自体何も偉くはない。それを無神経に自慢するより、色々苦労して何とか健康を維持しているヒトの方が私は好きだなあ。でも、世の中は不公平なもので、そういう無神経で傲慢なヒトほど長生きする傾向を最近感じている。



渋谷東急プラザ地下の渋谷市場ニュークイックのポテトサラダ 亡き母が、毎週のように買って来ていた。単にパンに挟むだけ私には昔からのご馳走だ。さあ、そろそろつつましい食生活に戻ろうと思う。

2011.10.16 
突然妹から出所祝いが届いた。なんと彼女もこのHPを見ているらしい。(インターネット環境があるのも知らなかった!)その彼女も数年前に私より遙かに重篤な突発性難聴で、何と入院せず通院で凌いだらしい。
それと横着な話しで恐縮ですが、入院中に電話、メール等でお見舞い頂いた方々にお礼申し上げます。僅かな方達でも私の履歴をご覧頂いていると思うと、恥ずかしいと思うと共に、不思議な連帯感を感じてしまった。

以上、このページはココでおしまい。