2008年まではココ



待望のシーズン2が始まる! エミリー・ソーンの無表情な鉄仮面ぶりがセクシー!!!



2013.03.10

バトルシップ ★★★★
最低・最悪だったロサンゼルス決戦やスカイライン・征服に似ているし、全米の興行成績も低く、さらに批評家が酷評していようとも、私にはインディペンデンス・デーに通じる爽快感を感じた。さらにトランスフォーマのダーク・オブ・ザ・ムーンにも似ているが、そんなことはどうでも良い!私はSFドンパチが好きなんだから、、 海上自衛隊のイージス艦『きりしま』がスポット協力している。長男も気に入ったので繰り返し見よう!




1965年の操り人形劇。懐かしくて何の気なしに録画したら、目敏く長男がみつけて繰り返し見ている。謎の国際救助隊の活躍は50年近く経った今でも充分に鑑賞に耐えうる傑作だ!  ?サンダーバード〜青く光る広い〜宇宙へ〜行け!風を巻いて、 サンダーバード〜この世の幸せの〜ために〜行け!海に陸に〜 青い空を〜乱す者は誰か〜 呼んでいる!あの声は〜SOSだ〜 サンダーバード〜青く光る広い〜宇宙へ〜行け!風を巻いて〜の歌詞をググって教えた。




リアルスチール ★★★
ロボット格闘技の映画だが、劇中のノイジー・ボーイがカッコ良い。行き当たりばったりでダメヲヤジのヒュー・ジャックマンも新鮮。




2012.12.06

前々作“カジノロワイヤル”(リバイバル)と前作の“慰めの報酬”を最近地上波でチラ見したので、その気になり早速妻とデート気分で“ダブルオーセブン最新作”を観に行ったが、考えると子供抜きでのお出かけはかなり久しぶりだ。鑑賞記念に関連グッズをUPしてみた。

映画は、対決相手が東西冷戦から、謎の犯罪組織、麻薬カルテル、悪徳大富豪、テロリストと変遷して来たが、今回はスバリ身内の怨念。興行的にはまあまあなのだそうだが、今回は奇想天外な展開やギミックなアイテムも無い上に美しい景色の全世界への展開も少なく、ボンドガールのお色気サービスも少なく、さらにラストの展開がイギリスの田舎であり、トータルではやや地味な内容。“ゴールドフィンガー”でホイールセンターのドリルでマスタングをボロボロにした懐かしのアストンDB5は出てきたが、Qもマニー・ペニーも、さらにはMまでもがラストでは交代してしまい強く感じたのは世代交代だ。なるほど生誕50周年なんだ。そういえば私が小学生の頃“007は二度死ぬ”のオンタイムでのロードショーに行ってショックを受けてナンシー・シナトラのサントラレコードも買って聞いたほどのインパクトは無かった。(父フランクとのデュエット“サマーワイン”も懐かしい)そういえば妹が“あの時(007の)映画に私を連れて行ってくれなかった!”と思い出を最近語っていたなあ。



 先ずは、鑑賞デート記念に銀座スワロフスキー本店で007コラボのチャームを予約しておいてGETした。



続いて、写真は今年春の缶コーヒーのオマケ ギミックタップリのアストンマーティンBD5(DBはデイブ・ブラウンの略) 上映当時、イマイか三共のプラモデルで遊んだなあ。
     


最後は歴代ボンド愛用のワルサーPPK/S マルゼンムービープロップシリースのエアガン ちなみにPPKを長男が7丁以上持っている。
前述の“007は二度死ぬ”で東京オリンピック直後の日本ロケの際に玩具拳銃をMGC社が協力し、以後店舗名にボンドショップを名乗っていて、これが【モデルガンの発祥】だろう。手で反動をつけて発火&排莢のWアクションのPPKも好きで、自転車でボンドショップに良く通った今から45年ぐらい前が懐かしいなあ。


2012年後半で最も熱中している米TVドラマ。本国で4月に放映されたばかりの新作。毎週土曜日の夜には最強のヲバサンが頑張るスパイ物で、10/27で終了。



    映画 少年マロイの月冒険
2011年全米で大コケのアニメだが、ロバート・ゼメキス製作で久しぶりに母子愛賛美の佳作を見た。派手な演出が無いと売れないのかなあ?

 
2012.08.24 星4/5
長男を拝み倒して字幕版のアベンジャーズを渋谷で見る。マーベルコミックのオールスターが惜しみなく登場でこれは凄い映画だ! トランスフォーマーのダークオブザムーンとファンタスティック4とも似ているが、そんなのはどうでも良い。あちこちでのバトルアクションは見ていて爽快。でも何も残らない映画だが、暑気払いには最高!


ヒットマン 星3/5
2008年作 かなり前に録画して最近も見直した。同名のゲームが原作らしいが、エージェント47というスキンヘッドの主役がハチャメチャなガンアクションを展開するので『ゲーマーやガンマニア』なら堪らないないだろう。でも、ボーン・アイデンティティーとダブるようなテンポ・内容で映画ゴルゴ13風なストイックさもがあるが、私なら頬にタトゥーのネーちゃんと無機質に一発やっちゃうけど、、、



英国王のスピーチ 星2/5
2010年作 巷では絶賛モノでアカデミー賞も受賞している。ストーリー的には落ちるところまで落ちてからは予定調和でハッピーエンドの感動モノだし、描き方も展開も文句なしだが、困難なハンデ(吃音)の克服の描き方が、私にはまだ不完全というか、困難ゆえの挫折感の描写が不足していると思った。それと雄弁さとアジテーションは紙一重かも。



ツーリスト 星2/5
2010年作 アンジーのアクションは今回封印の映画。本国では酷評だそうだが、ストーリー的にはたいしたことはなく、ジョニデとアンジーの豪華な競演に期待するとがっかりであり、あとは見ていてトラップ(伏線)に何処で気がつくか?が評価の分かれ目。でもヴェネチアやパリの景色は綺麗で観光気分で楽しめた。でも2回目に見直すと会話に矛盾だらけで映画の雰囲気が大きく違って見える映画だ。



エネミー・オブ・USA 星4/5
2010年作 洋題は『エシュロンの陰謀』の意味。監視カメラで徹底的に追い回されるジーン・ハックマンとウイル・スミスの映画エネミー・オブ・アメリカにも似ているが、さらに踏み込んだ本作は2001年宇宙の旅のHALや、ターミネーターのスカイネットに通じる映画だ。段階的に謎が解けていく流れがまあまあ軽快。



レッド 星2/5
ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチと大物の出演で、ストーリーは元CIAの老齢エージェントが再集結と、お膳立ては揃っているが、(ネタバレになるので詳しく書かないが)ターゲットの追い込み方と、ターゲット自体の社会的地位がやや疑問。



ラストターゲット(洋題アメリカン) 星1/5
見所少なく、淡々と殺し屋の最期をイタリアの田舎町で描いているだけ。なんで本作が全米一位を記録したのか? ジョージ・クルーニー主演なだけで人気なんだろう



コップ・アウト 刑事[デカ]した奴ら 星1/5
自分の私物を盗まれた主人公が、相棒のややウルサイ黒人と繰り広げるドタバタもの。何故か気分は乗らずじまい。


2010年に映画館で見たが、、

2010.12.18 星2/5
家族で映画シュレック・フォーエバーを3D吹き替えで見た。本作とは関係ないが、家族で映画館は4年振りというか初めてであり、チャライ長男はこの作品が映画館デビューとなったが、往路で同じ年ぐらいの女の子ファミリーについて行ってしまい一時行方不明。*長男はコスコやホームセンターで直ぐに迷子になりたびたび放送で呼ばれている。さらに品川駅前の登り坂を歩いている間で私は既に不機嫌に。(私は階段や坂が大嫌い)

映画の内容はまあまだったが3Dに惑わされ、記憶に残る(心に響く)シーンは全く無かった。というか見終わってストリーさえしっかり覚えていない。それとズバリ3Dは家族には不評で私の好みでもない。眼鏡自体に抵抗は無いが、画面は暗いし、平面的な背景と手前に板の様に浮き出るヒロインの間に遠近差(というか段差)を見せているだけの単なる2平面の疑似立体。あんなの25年以上前のキャプテンEOと大差無く、技術の進歩は全く感じられない。2Dが前後2面に展開だから2.2DもしくはW2Dというのが正しい。 踊らされて3Dテレビなんて買うのは絶対にアホだ。立体的な輪郭表現はホログラムを待つか、4Kx2Kで充分。とにかく3D大嫌い。2D万歳!!!!
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2012.01.15 星5/5に変更
映画館で見てから1年以上が経過して、WOWOWの吹き替え版2Dを自宅70インチで見てとにかく驚いた!自宅だと2Dでも充分に奥行きもあり、画質は高く好印象でストーリーも落ち着いてみると良くできている。この映画はじっくり観ると結構面白いことがやっと判った。3Dの最新映画館より、自宅の7年前の70インチのハイビジョンテレビ(もちろん2D)の方が遙かに、自分の感性に訴えるモノが多くて、落ち着いて作品にのめり込める(浸れる)のがコレで判った。1年前の品川での騒々しさと冗長で退屈な時間は何だったのだろう?断言するが、この作品では3Dがストーリーに集中する気力を明らかに削いでいる。

とにかく2Dでの作品の印象が全く違うので評価も180度変更。【無くすまで、幸せの有り難みが判らなかった】をキーワードに、私の大好きな映画バタフライエフェクトにも負けないタイム・パラドックスが盛大に展開し、このシリーズを見て来た人ならいつもの【運命の人のKISSで未来が変わる!】といういつもの呪いのキーワードも健在で、この映画は大人には意味深であり、子供にはドタバタを見せるだけで、どちらにもオススメの映画だ。『助けたつもりが、本当は助けられたと感謝する気持ち』に大賛成! 私もコノ映画のお陰で、改めて家族を大切にしようと決心した。 



星1/5
フェイスブックのサクセス・ストーリーにまつわる法廷準備のための証言録取の泥仕合映画。頭脳明晰なハーバードの天才が、浮かれたオフザケで億万長者というアメリカン・ドリームの達成過程で、アイデアのルーツを巡って仲間との金銭トラブルを描いただけで、私には好みの映画ではなかったし、なんでこの作品が各方面で絶賛されるのか全く判らない。SNS自体に懐疑的な私はもう時代遅れなのだろう。



バーレスク 星4/5
コノ手のサクセス・ストーリーというか、ステージ物は、コヨーテ・アグリー、グリッター、ショーガール、ドリームガールズ、シカゴなど沢山あるが、本作でクリスティーナ・アギレラ&シェールともバリバリの現役らしさが炸裂。そもそも私の思い違いだろうが、アギレラというと檄太りが報じられたり、ルックスがシンディー・ローパーの妹分というか、とにかくヲバサンのイメージだったのが、この映画では往年のブリタニー・マーフィー並にキュートで若々しくて驚いた。ただし普通のサクセス・ストーリーなら、このバーレスク=酒場をステップにスターへの道を進むのが普通だが、ストーリー上では少し違い、なぜか、最後まで酒場の存続に拘るという点ではハーレーダビッドソン&マルボロマンを思い出した。それと、誰も死なないし、徹底的な悪者も出てこないのも特筆できる。

さらにシェールといえば、昔のソニー&シェールの記憶もたいして無く、映画:イーストウイックの魔女たちぐらいと、数年前のグラミーショーの司会で“私が歌手だった頃、大統領はリンカーンだった!”という超自虐ネタでビヨンセとティナを紹介していたが、コノ映画で65歳とは思えないパフォーマンスを見せてくれている。とにかくこの映画は曲でも、ステージでも、ストーリーでも楽しめる。とにかく彼女たちの代表作になることは間違いない。0 

代表作としてニュートンジョンにはグリース、ホイットニーにはボディガード、マライアにはグリッター、ビヨンセにはドリームガールズが有るが、シェールとアギレラには、このバーレスクが代表作と断言出来る!



         CBSのグッドワイフ



               先日放送終了





2010年のCBS製作、リドリー・スコット監督のグッド・ワイフ2 星5/5 注シーズン3が終わり、シーズン4は2013年10月頃だろう

グリーも終わり、アイ・カリーも趣味じゃなく、ジェリー・ブラッカイマーのCSIシリーズ物にもやや飽きたなあと思っていたら、このドラマにハマってしまった。2011年のマイ・ベスト・ドラマだ! 本作は現在全米で大ヒット中であり、主人公アリシア(ジュリアナ・マリグリース=2011年9月エミー賞ドラマ部門主演女優賞受賞=ERのキャロル・ハサウエイ役)の出演料は1話あたり約1,350万円だそうだ。ストーリーは本格的な法廷ドラマとしても十分に面白いが、その一方で、夫の起こしたスキャンダルのため、やむなく弁護士に復帰した主人公アリシアが、妻・母・弁護士・女性として人生最大の難関を、夫のスキャンダル故に世間の注目を浴びるセレブにされてしまいながらも、気丈に頑張る姿を淡々と描いている。このあたりが普通のハウス・ワイフでは体験できないような波乱を疑似体験できるのも大ヒットの理由のひとつかもしれない。そして、ストーリー上での今後の見所として、夫の選挙と協力者の展開、宿敵で検事の執拗な嫌がらせ、傾き掛けた彼女の法律事務所内のもめ事、意外としたたかそうな元彼同様の上司との関係、調査員の毎回抜群の切れ味、意外とオバカな子供達や可愛いけど憎らしいその友人の存在、など、とにかく見所が随所にあり、それらの今後の展開に加えて、ゴア副大統領のセクハラ疑惑や、オバマ大統領とイスラム教など、ゴシップや実話にインスパイヤーされたような、リアルで本格的な訴訟ストーリーが毎回同時進行するので、@取り巻くブレーン達の展開 A毎回の訴訟 の2本立てでドラマが2度楽しめる。時としてポーカーフェースなアリシアは、誠実、堅実、気丈に出来事に対応するが、その前に色々な意味でウイルとは早めに一発やってスッキリした方が(プラン=設計図が無くても、次のステップに行けるので)良いと思う。ただしネタバレだが、現時点で、ウエンディのリークがお咎め無しは腑に落ちないなあ。

 2012.10.04 待望のシーズン3がNHKBSで放映

もともと簡潔で雄弁な陳述と予想外のどんでん返しが続く海外ドラマの法廷物は大好きで、1980年代後半からシーズン8まで作られ、エミー賞を連続して受賞した法律ドラマ『LA ロー7人の弁護士』が大好きだった。ただしLAローの後半はビバリーヒルズ90210(高校・青春)白書ものが高校生の乱交まがいのストーリーに傾倒して行ったのと同様に、LAローもごちゃごちゃの相関関係にやや興味が失せた。それとLAローもビバリー物も、自己主張が強く簡単に激情するパターンが会話に多かったが、このグッド・ワイフシリーズは対照的で、アリシアの慎重で、感情を抑えるポーカーフェースな雰囲気の中で、それぞれが口に出さない企みと、しがらみ(魂胆)を持って動いているのを感じる。とにかく前回のグッド・ワイフのシーズン1は全23話を、既に通しで5回は観たし、妻も後れて見終わった。そして今回放映中のシーズン2も夫婦で毎週ワクワクと楽しみにしている。さらに来年1月に始まるキャシー・ベイツ主演の法律物ドラマ、『ハリー・ローズ』も期待している。(初回を見たが、まあまあ雄弁で面白そう) そういえばやや古いが、映画セント・オブ・ウーマン 夢の香り で、盲目の退役軍人を演じたアル・パチーノが公開懲戒委員会の壇上で雄弁に語るのが圧巻で、感動し、思わず見とれてしまったのを思い出した。

全く関係のない余談だが、話すこと(喋ること)つまり簡潔で矛盾のない話し方や緻密な雄弁さには強い興味と憧れがある。私はライフワークでセミナー講師などを各分野で行って来たが、エー、アー、ウーを一切使わず、論理的ロジックとストーリーを練りに練ってセミナーを進めるのがとても楽しかった。話すことでヒトをその気にさせるのは、いつでも楽しいことだ!


シーズン2ラストで、事情によりウイルが7,800ドルのプレジデント・スイートに泊まるが、差し出したカードはAMEXのインチキカード! EXPRESSがXPRESSになっている。アイコンも中世の戦士が、リンカーン風。色からするとゴールドではなく、最下位の緑かも、、、




トイ・ストーリー3 星5/5
録画したままになっていたトイ・ストーリー3をじっくり子供と観た。(その後、何度も1,2,3,をリピートして観ている) 注意!この文章にはネタバレとトラップがありますが、熟読してから見れば、映画を100倍楽しめることは保証します。トイ・ストーリー1は、自分が玩具とは思っていないニューカマーとのドタバタ・バトルであり、ラストで玩具が人間の悪ガキに話しかけてしまうという禁じ手を使い興ざめで、その後2をチラ見して、なんか趣味じゃないと勝手に決めていたが、改めて3をじっくり観ると、これは素晴らしい。とにかく充分な作り込みでストーリーに全く矛盾がない上に、展開が簡単には予測できないのが素晴らしく、さらに子供目線でも判る展開なので大人でも子供でもそれぞれの視点で楽しめて、こんなに完璧な作品は無いと思う。シリーズ物で3が良かったのはロッキー3以来かも。

                    2012.03 CCレモンZEROのオマケ

バービー&ケンの登場も懐かしく、沢山の玩具達がキャラクターとして登場するが、その出てくるキャラクターのそれぞれに重さと役割があり、持ち主の成長=大学進学で遊ばなくなり、廃棄か屋根裏に収納かという自らの終焉を運命的に受け入れようとしながらも、人間の陰では擬人化して協力し合いながら自らが頑張れる場所を必死で探そうとする姿が、観る大人には、流行のリストラに合い、必死に職を探している世のオトーサンを連想させ、さらに、変化を恐れて萎縮するサラリーマンに対する警鐘でもあり、もうひとつは、保育園サニーサイドが、理想郷など世の中には簡単には無いことを示唆しているとも取れる。とにかく作り込みが素晴らしく、露骨では無い示唆にも富んでおり、普通のドタバタアニメでは感じられない深みがある。



     とにかくラストで全員が焼却炉で燃え尽きるまでハラハラ・ドキドキの連続で楽しめた。



     ストリー上で最高の活躍をするエイリアン 妻のお気に入りで彼女は携帯にも付けている

そして年齢を問わず『運命を受け入れ、可能性を諦めたら終わりだよ!』を示唆しており、私は、子供向け娯楽アニメといえども、なぜかこのアニメからとても元気を貰った。さらに、バービーが人生を自ら選択し決心するシーンでは、人生における出会いと別れを連想させ、何故か哀愁すら感じてしまった。ファインディング・ニモやカーズと並ぶというか、それを超越したピクサーの最高傑作である。俺のブーツにゃガラガラヘビ万歳!この映画はもしかしたら本当は大人向けの作品かもしれない。



星2/5
震災で日本では上映が遅れたが、予約し発売当日に来て、直ちに子供と観た。コノ手のSFバトル物は好きなジャンルだが、スバリ駄作!VFXの作り込みはしっかりとしており、手ぶれカメラで迫力はあるがこれといった印象無しで、心に響く感動もないし、感情も移入しなかった。だから後味も無い。子供も見ていて途中で飽きた。

ティム・バートンのマーズ・アタック、(下品にハチャメチャが最高)
ローランドエメリッヒのインディペンデンスデー、(戦う大統領でアメリカ万歳!)
M・ナイト・シャマランのサイン、(水に弱いエイリアン?)
トム・クルーズの宇宙戦争、(ただビクビク)
ハンディカムだけで撮ったクローバーフィールドHAKAISHA (手ぶれカメラの最高傑作、目眩と興奮だけはした)

等を知っていたら、この世界侵略は観ても何も新鮮に感じない。地球環境への人類への警鐘でもないし、受けて立つ人類の絆でもないし、まあ強いて言えば辛い過去を持つ二等軍曹の内面を描くことで、アメリカ海兵隊への賛美歌なのかなあ? 悪い意味でハリウッドでしか作らない映画だあなあ。



スカイライン征服 2010年作
星マイナス10
ロサンゼルス決戦との盗作・流用裁判の方が話題だった。最高の駄作。というかスバリ私の人生で観た映画で最高の駄作・愚作  見ていて嫌悪感さえ感じたし、超ヒマで全くすることが無く、なおかつ思いっきり気分がハイな時以外は見ない方が良い。とにかく全てに渡って見ていて不愉快。無性に腹を立てたいならオススメ。2013年のバトルシップの方が遙かに良い。



カウボーイVSエイリアン 星2/5
ハリソン・フォード、ダニエル・クレイグ、アダム・ビーチ(ウインドトーカーズに出ていた)の三者はぞれぞれ美味しい役を演じていた。とにかく何だか良く判らないが、酒場の経営者、牛飼いの親子、金塊強盗団、さらにインディアンまでがごっちゃに入り乱れての救出劇。まるでちゃんぽん! 入院中に抜け出して観たので、まあまあ退屈しのぎにはなったが、これにもう一歩踏み込んで、バック・トゥ・ザ・フューチャーVのようなタイムパラドックス的要素か、スピーシーズ種の起源のようなセクシーショットが加わるともっと良かったなあ。



3.5mぐらいの等身大はないだろうか?上のフィギュア(全長約90cm)を思わず予約してしまった。来年春には来るだろう。
ジェームズ・キャメロンの3D映画アバターはスターウオーズ以来のSF大作として評価が高いが、世界興行収入もタイタニックを抜いて歴代1位だそうだが、自宅の70インチ2Dでも充分に楽しめ、何度も後半をリピートして観ている。

この映画は、インディペンデンス・デーのような“世界の警察がアメリカだ!”とか“アメリカが地球を守る!”というような国威高揚ではなく、惑星パンドラにおける人類の行為は、アメリカ海兵隊の今の海外侵攻を否定しているとも取れるし、アンオブタニウムというレアメタルをめぐるナヴィ族との争いは、海底資源確保のためにシナ海で着々と軍備を強化している中国の国策とダブってしまい、興味深かった。

でもそのパンドラのベースになったのが、その国で最も古い張家界国家森林公園(アバター・ハレルヤ山と一時改名)なのは皮肉かも、、、さらに映画アバターが中国では途中から宣伝禁止、上映中止(縮小)になったそうだ。*国内映画の保護が建前だが、資源採取で相手国を侵略するストーリーが自国に都合が悪いのだろう 






         2011.12.16 限定版のプラモ付きが発売当日に到着



   中身は、スナップオン(接着剤無し)のプラモデルだ!

邦題ダーク・サイド・ムーン 洋題 ダーク・オブ・ザ・ムーン 星5/5

劇場公開は字幕版のみだったので、BD待ちだったが、併せて15万円する以下のフィギュアも買おうか悩んでいたので、アマゾン限定(フィギュアのプラモ付きBD)が一桁安上がりで、ちょうど良かったのでワンクリック予約し、発売日に来た。12月のオリコンではカーズ2を抜いてトップのBD売上だそうだが、本作は間違いなく今年観たBDのベスト1だ!

映画は50年前からエイリアンの存在をNASAが知っていたことから始まる。そしてミカエラ(ミーガン・フォックス=最近はセレブに成長)に代わって開始早々で注目ヒップのロージー・ハンティントン=ホワイトリーもさることながら、センチネル・プライムの存在とディラン(グーレースアナトミーのデレク役)が今回のストーリー展開上では大きな決め手だ。さらに、出てくる車もベンツ、フェラーリの協力で(GM縛りが無くなり)格好いいし、車の描き方だけでも素晴らしい映像美と言える。

自宅の2Dで親子で何度も繰り返し観たが、3回目ぐらいから詳細もゆっくりと確認し堪能出来るようになってきた。つまり映画館で一回だけ見ただけでは、大雑把なストーリー展開だけで、理解し切れないほどのボリュームとスケールを持っている。特にショック・ウエーブが乗るドリラー(ワーム)が荒らし回るシーンが圧巻で、VEXの作り込みは最高レベル。さらに特筆すべきなのは、最近流行の『手ぶれカメラ撮影』を押さえた、安定した広角画像で、スケール感抜群の騒々しさを、今までに無いくらい細部までとても落ち着いて楽しめる。(コレがとにかく最高に素晴らし)=手ぶれ&3D大嫌い!

もともとこのシリーズは日本の昭和のアニメをベースにして、主人公サムを軸にしたヲタク・ムービーだと思っていたら、続作ごとにサムも成長し、同様に映画の完成度とスケール感もどんどん成長して、今回は(贅肉とも言える)つまらないお笑いやオチャラケ・シーンを減らしてリアルさが増した上に、さらにアポロ11号の月面着陸やチェルノブイリまでストーリーに織り込まれてリアルさが増しており、ディセプティコンとのバトルもオートボットの応援がツーテンポぐらい遅いので、その分人類が意外とバトルで色々と頑張っており、この部分でも画期的というか見ていて新鮮だった。ただしその分人類の損失も今までになくグロい。






ワイルドスピード・メガマック 星4/5
1990年代に一瞬だけ米国で流行った日本車改造ブームがきっかけの、このシリーズは欠かさず全て見ている。今回は豪華なキャストも良いし(ザ・ロックも出ている)出てくる車も超最高。でも中心はリオのスラム街での人間バトル。GT40のレプリカを30台も潰して、ハコスカGTRやレクサスLFAまで出るのに、車の描写が雑。これならBBCのトップ・ギアのほうが【徹底して車を“カッコよく見せる”ことを追求した映像美】で遙かに芸術的で車に対する愛情と礼儀を感じる。この映画は興行的には大成功だったらしいが、映画館での印象より、自宅で見たときの方が遙かに印象が良い。でもスーパーカーを(俳優と同じように)大切に撮影し丁寧に描いてほしかった。次回作に期待大



ソルト 星4/5
降板したトム・クルーズの代役での抜擢で、評価はあまり芳しくないようだが、ジェームズ・キャメロンのテレビドラマ『ダーク・エンジェル』のジェシカ・アルバが、そのドラマの中で幼少期の自分の英才教育を思い出すのを連想した。ストーリー展開は今時考えられない東西対立構造(30年以上前かな?)の古風なCIA対ロシア・スパイ物で、彼女が超人的能力を発揮するが、私はアンジーの代表作に入れても良いと思う。でも最後まで誰がどちら側か?目的は何か?が判らず、結構楽しめた。良い佳作だ!=(フルコース料理を正装で楽しむと言うよりも、スナック感覚で軽くつまんで楽しむ料理のような物)

ラストのエンディングからパート2を私は期待したい。



ナイトアンドデイ 星3/5
英国BBCの番宣で知ったが、トム・クルーズはバイクマニアで、スティーブ・マックイーン所有だった1930年代のインディアンを妻が買ってくれ愛用しているそうだし、キャメロン・ディアスも結構なカーマニアだ。この映画は興行的には失敗らしいが、一流キャストの映画だとどうしても注目・期待されるが、あまり期待しないで見れば、この映画は世界を駆け巡る結構痛快なスパイ・アクション・コメディだ。ラストまで初志貫徹も良いし、ポンティアックGTOも格好いいし、これも私には良い佳作。



キス&キル 星3/5
ブラピとアンジーのMr&Mrsスミスにどこか似ているが、(バタフライ・エフェクトで)結構好きだったアシュトン・カッチャーとグレイス・アナトミーで売れたキャサリン・ハイグルの、よく言えば軽快なスパイ・ロマンス&コメディ。興行的には失敗だったらしいが、逆に期待していない私には気楽に楽しめた。トム・セレックも懐かしいし、これも私には良い佳作。



星1/5
12月に日テレで初放映されたが、宮崎モノでは前例がないほど視聴率が低かったらしく、そうえばわざわざDVDを買って見たのを思い出した。というか、見たことまで忘れるほど印象が薄かった。宮崎駿作品は初期のモノほど好きなので、最近のはすべてイマイチだが喰わず嫌いはイヤなので嫌いでも一応食べ(観て)ている。というか、モグモグしてゴックンではなく、味見してペッ!

本作も、さあ、ストリーが佳境に入り、どのように展開するのか?と思ったら、呆気なく逃げ出して、それでお終い。私なら、既にドールハウスもあり、先祖代々理解のありそうな人間がシルバニアファミリーでも買い足して、病弱な家主などの人間ファミリーとの新たな共存で、未来が開けるエンディングに絶対するけどなあ。とにかく尻切れトンボは魔女の宅急便と同じ。まだ、半漁人アニメ(ポニョ)の方が人間との接点も多く、ストーリー性があった。本作は宮崎駿が海外のファンタジー小説をベースにしたそうだが、メッセージはゼロ。というよりも、こびとは窃盗が合法であることを言っているのか?それとも上位が下位を殺しても良い=食物連鎖へのあてつけで、逆に、下位は上位のものを盗んで良い!を言っているのか判らない。

とにかく借りぐらし=単なる窃盗でしょ!でなきゃ、スーパーの商品を、駐輪場の自転車を、他人の財布の中身を無断で“借りて”お咎め無しだったら、大社会問題でしょ! 携帯を黙って充電したら電気を窃盗だから、当然角砂糖一個でも窃盗。でも角砂糖に蟻が群がるのは生物の本性。高度な知的生命体ならば YOU SHALL NOT STEAL 汝、盗むべからず(聖書)


2011.09
 
スターウオーズ全6作品(特典映像を入れると9枚組み)のブルーレイを予約特典付きで買った。星4/5
ただしそのオマケのセルは知人にあげた。右は1/10スケール PVC塗装済み簡易組立キットでスター・ウォーズARTFX社 ダース・ベイダー クラウド・シティ版+ストームトルーパー ビルドパックx2体。EPW映画の冒頭で、宇宙船の扉が開き、この3体が煙の中をつかつかと出てくるシーンが目に焼き付いている。

相当昔にLD、DVDや、最近ではWOWOWハイビジョンの高画質版をエピソードT〜Yまで全て持っているが、子供のために吹き替え版の市販を待っていた。ただし本作は初期のエピソードW、X、Yがディレクターズ版というか、多くの別カット挿入で劇場公開時の素朴さが消え、マニアには当時の劇場公開版とは別物で、リメイク作と感じてしまうほどで、過去の感動は蘇らなかった。

さらに吹き替え版の台詞は特に前後作との整合性を優先し過ぎて映画自体が軽薄になってしまった。高画質には満足したが、ジャバに絡んだハン・ソロの借金はたいした問題ではないし、特にエピソード6が最悪でダースベイダーはNO!≠ネどと感情を出してはいけない。とにかくこのリメイクにはがっかりもした。初期のエピソードW、X、YはVFXがレトロでもオリジナルが良いなあ。BD史上最高の売上だそうだが、反面本国では過度のリメイクが原因で不買運動が起きているそうだ。それでも長男には新鮮のようで、結構繰り返して見ているが、親子で趣味が近いのはとても嬉しいことだ!というか親の趣味を子供に押しつけているだけ?

ニュージーランドミントのニウエ公式通貨(スターウオーズ・コイン)2011.12.22到着 42,000円+税金1,200円


  
カーズ2 星1/5
わざわざ前売り券を購入して家族で有楽町で見たが、007に捧げるような単なるドタバタ・スパイ映画になって落胆。日本の描き方も外人目線、ルート66のオールドアメリカンテイストも無ければ、成長したマックイーンの内面描写も、さらに今回主役のメータとの友情もない。そもそも子供にはバイオ燃料『アリノール』の意味もわからないだろうし、それに絡む陰謀などを(子供が)理解できる訳がない。確かにちょっと奇妙だが、都内のレースシーンの夜景は映像的には綺麗だったが、異常に日本での活躍画面が多いのも解せないし、ハフュームの曲もミスマッチ? 猛烈な数の新キャラグッズを日本で売りたいための映画? よくあるパート2にありがちな駄作を超えて名作カーズの名前自体を商業主義が汚している感じだ。

出来れば、あまり大きな悪役や陰謀・策略のストーリーではなく、例えばメータが病にかかり、ピカピカにレストアされたら恋人が出来た!とか、ドッグ・ハドソンとの死別とか、マックイーンがサリーと結婚して子供が出来るとか、とにかくラジエータースプリングスで今までのメンバーで新たな課題に挑戦が良かったなあ。それと3Dは不要(大嫌い) 

前作での唯一の不満は、カー・レースとはフェアーなモーター・スポーツであり、チック・ヒックスにお咎め無しなのが、子供に悪さを助長する気がしたが、本作は、さしたるメッセージもなくストーリーも随所に不満だらけだ。BDが出たが当然買わない。そろそろ続編や多数のキャラが出てくるドタバタアニメよりも子供が感情移入して疑似体験出来そうな、(というか主役になった気持ちになれる)シンプルなおとぎ話がいいなあ。

          ピクサー&ディズニーのおとぎ話として期待大



         これも期待大






星2/5
6月の入院時にBD・DVDが発売となり暇だったので、AMAZONで予約し発売日に病棟直送で見て、確かに暇つぶしにはなった。キャッチコピーは「必ず、生きて還る。」なのに内容はトム・クルーズのラストサムライを連想させるような壮絶な死闘=玉砕(無駄死)への賛美というか、バタバタと消えていくメンバーに首をかしげてしまった。ガミラスの戦闘機まで特攻自滅するし。

そして何で古代進のリーダーシップにメンバーがあれほど慕うのかがまったく判らず、さらに森雪(黒木メイサ)は感情表現が皆無で古代に惹かれているのかも判らずラストで授かった美雪がまるで出来ちゃった出産。ちょい役登場のガミラスも説明不足。やはり長編テレビモノを僅か2時間では無理で、せめて前編・後編に分けるとか、、、



カールじいさんの小さな家 始まりは冒険心たっぷりだったが、途中から変なバトルになって、なんで憧れの英雄を転落死させるのか? 後半のストーリー展開はピクサー史上最低。星2/5



ザ・シューター/極大射程 星5/5
ボーン・アイデンティティ・シリーズと少し被る2007年の作品だが、マーク・ウォールバーグ主役のスナイパー復讐ストーリー。国家的トラップにハマリ、危機対策能力抜群のマクガイバー的な展開だが、予定調和でラストはお約束の勧善懲悪でダニー・グローバを吹っ飛ばすのも良い。なぜか気に入り時々録画したBDを繰り返し見ている。