SDR復活計画  注 2012.11.24挫折しました。

1980年代のバイクはとにかく面白い。以前SRXにハマり3台も乗り継いだが、ひょんな事からスリム・コンパクトで高速が乗れて、絶滅した2サイクルが乗りたくなった。もしくはXR650R辺りにエンジンをスワップしても面白いし、、、そこで、ヤフオクでSDR200の不動車を5万円で落とす。先日RT−1の不動車とマンフロットのビデオヘッドをオークションで出品し3万円出来たので、「入ったカネは使う」がモットーなので、、、でも、SHOPが忙しくレストアの時間が無く、オークションで放出。

一台目(不動車)

2012.06.17  
2台目を実動車で凝りもせず、オークションで落札。今度は実動車だ!
 


バブルの頃は、出せば何でも売れたので、GKデザインがやりたい放題した尖ったバイク。オフ車の水冷2サイクルDT200をレーシーなオンロードに徹底的な軽量化で具現化したモデルだ。でも、いつもお願いしているSHOPのリンクスさんいわく、エンジンパーツは専用設計でDT200とのパーツの互換性は少ないようだ。このSDRは1986〜1987年に約10,000台の生産でマイナーチェンジを受けることもなく生産終了。絶滅した2サイクルとともに、その軽量シャープは車体はSRXと共に現代のバイクには無い、スリムでシャープな魅力があるんだなあ。

大股開きで上体が起きたトッツアン乗りというか、ヲヤジ乗りで気楽にドコドコいくハーレーが大好きだが、たまには超スリムで前傾のバイクでレーシーに走るのもいいなあ。2サイクルの吹き上がりも楽しめるし、、でSDRに決めたが、現在ハーレーターボに全力投球なので、11月から弄くりが始まった。

とあるサイトから無断借用。バイクはピカピカで文句なし。ライダーもイケメンでGOOD でも何となく、車体と体が不似合い。
ハーレー・ファットボーイに大柄な外人はよく似合うし、小身の私はフォワードコントロールに足を乗せると膝が伸びてしまうのも不似合い。つまり細身の車体のSDRには細身のボディ(体)が似合うんだ! そこで、計画

1.ライダーをダイエットで可能な限りスリムにして、SDRのスリムな車体とマッチさせる。加速も良くなるし
2.次は、車体を可能な限り軽量化して目標は100kgを切る
3.ただし、オリジナルを尊重して、他車からのスワップなどは行わないし、さらなるエンジンチューンもやらない
4.ネジ、アルミパーツなどの輝きを復活させる
5.壊れやすい、ブラケットのメタルなどを交換か、補強する

2012.10.14 まずは体重測定 ミラー無し、ガソリン、エンジンオイル無しで、冷却液、ミッションオイル、バッテリー込み

   前輪54.8
   後輪58.0
  -----------------
  合計112.8


さあ、パーツ手配だ!




               
赤いバイクには赤いヘルメットでしょ!



        デジタコが付いていたが、嫌いなので電タコのアナログへ




2012.11.17 オークションに出品する  

自転車を車庫から出して、SDRを入れて、自転車を軒下に置こうとしたがハーレーターボとハス君のカスタムもありSDRに全力投入出来ないので、またもやオークションに出すが、友人に貸し出ししてしばらく乗ることにして出品取り消し。 そして少し手を入れて、友人に貸そうとしたら、4気筒が良い!で断られ、オークションに再出品してから気になる部品を手配して取り付ける。


2012.11.24 下見&試乗に来られた方が、試乗で家の前を何度も楽しそうに往復して、なかなか降りないのでどうやら気に入った様子。そこでアッサリ早期終了した。彼は何とヲトーサンの入れ知恵でSDR200を2台+スペアエンジンも所有!
アラ還ヲヤジが趣味のバイクを売った相手は、何と24歳。当然バブルの頃のバイクも2サイクルの全盛を知らないだろういが、過去にRD50を乗っていたとのこと。愛車のニンジャ250(タイ製)よりSDRの方が楽しいので、
“ニンジャは売っちゃいます!”とのこと。静かでスムーズで指示通りに走る優等生のニンジャ250より、ヤンチャで“エンジンもっと廻せ、楽しいぞ!”とバイク自らが催促してくるSDRの方が楽しいんだなあ!



入った資金は直ぐに使うのが我が家のルールなので、長男の『今夜はステーキにしよう!』に、素直に従った。この調子で来週は、絶品のお好み焼きを食べに大阪まで行こう!



2012.11.27 
売却が決まった後で、20年以上前のウエアーを引っ張り出して、このSDRの為に新調したレーシングブーツと、タンクカラーに合わせてコレも新調した久しぶりのフルフェイスで記念撮影。こんな感じのスタイルで、各イベント会場を転戦していた現役時代が懐かしいなあ。




超スリムな前傾バイクでアクセル全開で加速すると、たいした速度では無いが、まるで筑波サーキット裏のストレートの立ち上がり気分で、まんまレーサー気分に浸れる。今の現行バイクはアクセルを開ければ、当然ライダーの指示通りに静かでスムーズに加速はするが、このSDRは、バイクの方から排気音や振動で“もっと飛ばせ!”をバイク自らが求めて来る感じで、アドレナリン大放出でコレが楽しいんだなあ。この感じは他では絶対に味わえないだろう。
      

 
      
              
             
購入時 前後フェンダーを下目黒の伊倉板金で塗装して貰おう  
                 これで、アルミパーツの磨きと、ボルトのメッキで復活だなあ。 

2012.10.13

長男とタンクのさび取り


2012.10.25 ナンバーを取得






2012.10.15 オークションでエンジンを落札。実は新規ID者と5万円近くまで競って諦めたら、繰り上げで入札確定。丸ごと、下のブラスト工場(江戸川区)に送る予定 メディアがエンジン内に入る危惧から中止
車両売却でオークションへ






       10,000kmは実メーターかなあ? すべてのネジからバフ、メッキだなあ



    エンジンは、まるごとサンドブラスト加工(ビーズ)しよう!



       とりあえず、実動なのでクランクを割るのは様子見  



贅沢な話だが、ここ10年以上新車しか乗っていなかったが、貧乏高校生のころ、不動車のレストアで小遣い稼ぎをしていた頃を思い出すなあ。



      いっそのこと、アルミリムにSUSスポークかなあ