2008.12.26 燃調チェック

 
SHOPでダイノマシーンに乗せて初期の燃調とパワーチェック レブ・リミットはなんと、7,200回転に設定だ!


新車から走行200kmで、まだエンジンの馴染みも出ていない状態だが、狂った燃調で慣らし運転もイヤなので
とりあえずダイノマシーンに乗せる。なんだかんだで工賃13万円。



ノーマルエンジン・ノーマルマフラーだと、だいたい50〜60馬力が相場とのこと

参考までに、ノーマル車は後軸で53馬力程度
今回のエンジンチューン、マフラー交換で燃調を取る前の後軸で70馬力
そして空燃費13〜14を目処に、EFIチューニングでは後軸約82馬力が出た!

パワーグラフから
1.ノーマルの燃調が2,500回転ぐらいまでは、とても薄い。

2.シリンダーヘッド、ピストン、カムを変えて燃調を取らないと2〜3、000回転で薄く、パワーも出ていない。
  さらに4,500回転以上でも薄い。このことからエンジンをいじったら必ず燃調が必要なのを痛感した。

3.エンジン特性は3,500回転ぐらいまではノーマルと変わらないが、その後はすごい盛り上がりでとにかく
  
ノーマル比54%UPのパワーで、6、000から7、000回転で80馬力を維持している。 
  なお、後軸80馬力とは、パワー的には国産の空冷4気筒リッターバイクのノーマルとほぼ同等


4.2,000回転のギクシャク感からか?このあたりの回転のデータではパワー&トルク共に大きく乱れている。

トルクグラフから
1.ノーマルの燃調は巧妙に薄くても2,000回転近辺でトルクがあまり落ちていない。(でもノーマルも乗るとギクシャク)

2.シリンダーヘッド、ピストン、カムを変えて燃調を取らないと2〜3、000回転で激しいトルクの落ち込みが出ている。
  この辺りをキャブでは細やかな調整・設定が出来ないのではないかと思う。

3.トルク特性はノーマルが3,500回転をピークにやや下がりの典型的なフラットトルクの低速型だが、チューン後は3,500回転ぐらい
  まではノーマルと変わらないが、その後はすごい盛り上がりで5,000回転を超えたところでピークを迎えており、とにかく
  ノーマル比26%のトルクUPであ
る。 
  







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