1998.09.15
DISK交換 何と!素材はアルミ系
Cooltech 13.1"(332mm) MMC disk rotor with turbo (big red) caliper and hat
ノーマル・ローターが小さく見える!!!
ブレーキへのこだわりは昔からで、国産車で富士山5合目からの下りで、DISKローターの過熱でアンダーコートから着火し、車両火災を起こしたり、バイクを含めて何度もパットを炭化させたり、低温時に効きが悪くて危ない思いをしたりで、結構ハードなのでブレーキの信頼性という点でも964を選んだが、サーボの効きとは違う意味で描いていたイメージとリニア感がちょっと違ったので、いつもの疑心暗鬼の世界へ!
大口径DISKへの憧れと共に、当時の初代ロータスエリーゼがMMC(メタル・マトリックス・コンポジット)というアルミ系金属の超軽量で冷却効果抜群のDISKローターを採用しており、94年頃のセブリング24時間耐久レースでもポルシェ911に装着車が優勝したのを知って欲しくなり、何度も海外に電話・FAXの末に、カリフォルニアのクールテックという会社から2年強かかって個人輸入で手に入れた。ちなみにサイドブレーキはエマージェンシーブレーキと称してオプションであった。
こぼれ話だが、ローター・キャリパー・ブラケットはハワイまで送ってもらい、会社の部下を総動員してハワイ旅行のついでに、全員にDISK、キャリパーを配ってハンドリングして貰った。従って、部品代40万円ぐらいで、送料・通関は無料! 純正オプションのPCCBが300万円超なので、相当リーソナブルだ! そしてキャリパーは当時流行だったターボ用“ビッグ・レッド・キャリーパー”当然パットは専用となる。*このことが後で血をみることに!(クールテック社が倒産したらしい)交換パットがない!どうしよう?
DISKは13インチという当時では破格のサイズで、純正ターボ(多分当時は12.68インチ、PCCBは13.7インチ)より若干デカかった。手に持ってもノーマルと比べると驚くほど軽く、装着すると全体でキャリパーの増加を加味しても10kg以上軽くなるのだ!ただし、インチアップでホイールはかなり重くなっているので相殺か? ホイールに当たる・当たらないで散々クールテックとFAXしたり、時差の関係で深夜に起きて電話したりで苦労した。ちなみにミツワに相談すると危険とか車検に通らない違法改造だとか言われたが、その後出た964ターボ3.6だって18インチだ!
為替相場が当時1$=85円と破格だったので米国のタイヤラックから個人輸入
タイヤは米国BSのエクスペディアS−01 サイズは224/45ZR18 265/35ZR18
ホイールはイタリアOZレーシングの系列で MSW このMSWは 80年代にヨーロッパにて発表されたブランド。 MSW WHEELS JAPAN Home Page
でも、その後のポルシェの進化を見るとローターの大口径化や新素材採用面でもよく似ているの(ポルシェはセラミック系)で、タイヤ・ブレーキとも私の方が進んでいたね!とひとりご満悦です。
2009.01.27
リムのガリが気になりホイールをリフレッシュ
2012.01.01
今度はホイールを赤にリフレッシュ
92年はリアがシングル 比較すると大違いだ
で、どうだったかって?
1.初期制動・リニア感はノーマルより良好で、大満足。即ABS領域にも入れる。初期タッチだけが過敏で、
さらに踏み込むと制動力が付いてこない(イメージ通り効かない)のとは大違い。
2.交換して初めて比較できたが、制動力は純正でも充分であることが確認できた。(疑心暗鬼も解消)
オルガンペダルの上の方を踏めばノーマルでも充分に効く!
3.タッチの熱変化も少ないく、冷えていても良く効くし、DISKの冷却性もサスガに良い
4.18インチホイールと13インチDISKでルックスは抜群 *997にも負けない!?
5.キャリパーが下駄を履かせているので、剛性感はやや落ちた (若干のジャダーが出る場合がある)
6.ポルシェはもともと少ないが、制動時のノーズダイブ感がさらに減り、全体的に地面に
押しつけられる感じが強まった。フルブレーキ時の安定性はFRでは味わえない物だ。
(964は制動時の荷重が50:50)
H&Rで少し堅めだが、3センチぐらいのローダウンで良い感じで、ブレーキ時にもノーズダイブしない!
後輪
マフラーはB&Bステンレスにリプレースで、重たいサブチャンバーを撤去。当時で$1,000ぐらい。でも2003.11にノーマルに戻す
2009.01.25
そろそろブレーキパットを探さないと。ちょうど次のホイールを2009年3月に輸入するのでアライメントと同時にやりたいなあ。ネットで各社に問い合わせる。
ん〜ん パットは12mmぐらいまだあるが、DISKにクラックもあるなあ
ペーパートレース
2009.01.27 クールテック社は経営者が業務をストップテック社に売却し、オーストラリアに永住との噂
メニューに戻る