ハスクバーナ購入からカスタム構想まで
450ccといえば中学生の頃に憧れていたCB450K0(ゼロ)通称“クジラ”750ccの登場の遙か前なので、DOHCでこんな凄いオートバイが日本に存在すること自体が当時は驚きだった。45馬力、最大トルク3.88kg・m 最高速度180km/hなど当時のバイクのスペックはほとんど暗記していた。450ccは充分に大排気量だ。当時の軽は360だし、、、そういえば大ヒットしたホンダの軽N360に、このCB450の腰上を移植し、分割ホイールを裏表逆にしてワイドトレッドにしたヒトがいたなあ。シフトがダッシュチェンジなのも懐かしいし。
同じく40年以上前のコトだが、SS50という従来のスーパーカブ系水平エンジンからCB50という直立エンジンのスポーツ系原付が出たときに、近くの名物バイク屋さんが、何とそのCB50にトライアンフの200cc(通称トラカブ)のエンジンをスワップして乗っているのを、羨望の眼差しで見ていた。
『いつか、軽量車体にBIGシングルを積んでやろう!』と、ず〜と思っていた。
SS50 CB50 トライアンフ・タイガーカブ200
さらに、その名物おじさんはフライホイールが露出したモトグッチの500(多分ファルコーネ)も颯爽と乗っていた。
1970年代 YAMAHA XT500 YZF450 CRF450
コレもかなり昔だが、メーカーのインストラクター時代に乗ったYAMAHA XT500のシャープさがどうしても忘れられず、自分でもXJR1300やYZF−R1を楽しんだ後で、SRXを3台乗り継ぎ、最後は660ccのフルチューンエンジン車(約60馬力)に乗っていたし、2012年の夏には35年前に乗っていたRT−1のレストアをやろうとして断念しており、何度となく単気筒への回帰願望が絶えずあり、BMW G650をショールームに見に行って全く足が届かなくて断念したり、KTM690と並んでSM450Rも前から気になっていたバイクで、同時に最近ではYAMAHAのモトクロッサーYZF450やCRF450にも興味があった。というかこの2台はE−Bayで仕入れて日本に送り、通関後にガス検を受けて、オン・ロード用にリム径を変えてと、、試算したら高いなあと思い諦めていた。
G650はシート上面が私のヘソではなく、胸の高さだった。
そしてSDR200のレストアに取りかかる直前だったが、性格上どうせ止まる処を知らない無制限カスタム感覚で、各部の磨き、ねじ類のメッキ、+軽量アルミリム+スポーク、320φブレンボ・ディスクとキャリパー&マスターシリンダなどの豪華パーツを奢り、さらには究極の105kg軽量ボディに650ccぐらいの単気筒のエンジンのスワップして、以前に乗っていたSRX660改の再来を最終的に目論んでいたが、そうなると莫大な費用の上に強度とスペースの関係で結局完成の見込みが立たず悩んでいた。だったら最初から軽量なモタードバイクを買ってカフェレーサーかオールドルックのレーサーやボバースタイルにカスタムした方が手っ取り早いのでは?という結論。で、SDRは?走るようにして私が楽しんだ後は知人に貸し出し!
いずれ、予備エンジンもあるのでオークションで売却予定。した。
ハスクバーナのカスタム=ハス君馬鹿なカスタムの開発コンセプト
さあ、これからヲバカな改造(少し悪で、汚くて、下品)の始まりだ!
新車登録から3ヶ月、走行1,500kmの車両がヤフオクに出ている!
前オーナーは生粋のマニアでバイクも多数所有しており、当然このハスクも乗りこなせるだろうが、フツーのヒトが飛びついたら“手に負えない”で売却か、お蔵入りだろう。もっとも教習所で大型取って、レーサーに憧れて直ぐにYZF−R1を買ったら、怖くてアクセルが開けられなかったとか、ファットボーイを教習所時代に予約して買ったら、Uターン出来ないから“返品したい!”とか、ライダーも色々だろうが。前オーナーに、このバイクの購入店を教えて貰った。三鷹のモト・リエゾン最終型で2012年7月に登録したばかりの3ヶ月経過モデルで、走行も1,500km! さらに当時18万円したARROW製チタンデュアルサイレンサー&ECUのフルパワー仕様。(車検時にはノーマル戻しが鉄則)オクのスタート価格は66万円だったが、面倒な競り合いは嫌いなので、即決価格でGO! 入札クリック直前に妻にもうバイク一台買うよ!と伝えたら、妻は素っ気なく“欲しいなら買ったら?”と、いつもながら協力的だった。しかしながら高校時代の仲良しにこのバイクのことを電話で話したら“”少しは貯金したら?“”最近バイクの購入は(コスト感覚も、簡単に手に入れるのも)まあハワイ1回かROLEXの腕時計1個の感覚だなあ。実は数日前に超円高の時に預金したドルを円に戻し、生まれて初めてチョッピリ為替差益が出て、気分が大きくなっていたんだ。
メーカーHP
現行SMR449(エンジンはBMW)
ハスクバーナはそもそもオーストリア産 元々チェンソー、芝刈り機のメーカのオートバイで製造は1903年から。日本車ブームの前の1960年代には代表的なモトクロッサーで有名だった。(国内はカワサキF21Mぐらいで、バイソン&ビッグホーン、YAMAHADT−1やSUZUKIハスラーTSの前) 1980年代からカジバグループ→MVアグスタ→BMW傘下と変遷。今はTE511とかSMR449などBMWのエンジンでモトクロッサー&モタードを出している。
映画イージーライダーでも冒頭のシーンでピーター・フォンダが2サイクルサウンドでモトクロッサーを乗っていた。このシーンの後にジョン・ケイ&ステッペンウルフの“ワイルドで行こう!”がBGMで流れて、ハーレーチョッパーの登場は当時の強烈な印象だった。
MVアグスタグループとして最終型の2010年モデルはマフラーが2本出しになって重量は増加した。ヤフオクで2004年ぐらいを25万円程度で探していたが、、、
2012.11.09
ヤフオクで落札したSM450Rの名義変更を品川の陸運事務所に行く。運転免許の無い妻には、運転試験場の雰囲気を知らない。当然だが、作業つなぎのメカニックでごった返す陸自の独特の雰囲気も知らない。そこ何でも夫婦で共有が我が家の鉄則なので、妻にその雰囲気を見せたくて(ペアルックで)一緒に品川へ行った。ここまでヲヤジの道楽に、何の抵抗もなく付き合ってくれる妻はそれだけで100点満点だ。そういえば、成田のイミグレーション、斎場、警察署、ハローワーク、競馬の場外馬券売り場等にはそれぞれ独特の臭いというか、雰囲気と空気感があるなあ。
夜には車両を所沢まで引き取りに、、、跨がったらダイエットで軽くなった私の体重ではサスが全然沈まず両足がつま先も全く地面に付かない。
というか両足とも10cm以上地面からつま先が浮いている!
従って停車時には大きく腰をずらしてやっと片側のつま先が地に着く。公道では停車時に歩道の縁石かガードレールで足を支えることになるが、支えるモノが無い右折時が辛い。さらにそこからシフトペダルでローギアに入れるのも難儀。さらに跨がった状態でサイドスタンドが、つま先が届かないので跳ね上げることも出来ない。そしてスタンドの形状も悪く、左ハンドルグリップに体重を掛けるとバイクが転倒してしまう。ただし、走り出してしまえば、50ccのスクーター並に軽快な上に、ちょっとプラスティッキーだが、あらゆる部分を徹底して簡素化して初めて得ることの出来た軽い車体で、今まで体験したことの無い軽快さと、相当なパワフルさが、結構良い音(ややデカイ乾いた排気音)で楽しめ、手軽にガンガンスピードは出るし、シフトUPしているだけでもシャープで楽しい。
さあ!意外性タップリのカスタムの始動だ!
カスタムの方向性 今後のイメージデザインのコンセプト
【イメージで参考にしたモデル達】
YAMAHA SDR200 1年半で約1万台生産で終了 ドカティ MH900e 世界限定2000台 テール部分に注目だ
数年前のドカティ マルチストラーダ(テール部分だけ参考に)
2007 ショーモデル XS−V1 ロイヤルエンフィールド 500クラシッククローム 1950年代のバイク サドルシートが素晴らしい!
1954 YAMAHA 第一号車 YA−1 2011 ショーモデル MOEGI
我が家にあるドリーム50R GB500
Royal Enfield ”Continental GT
ベースとなる2010年型(最終型モタード)の究極美
そのカフェレーサーを目指す!? (もう少しレトロ調で!) 少しボバー風味を加えて見ると、、こんな感じが良いなあ(サドルシートは必須かも)これらを念頭にカフェ、スカチューン&ストファイを施す。
ただし、キムタクバイクやスカチューンの具体的な参考バイク(お手本)は無いし、トラスフレームやゲンコツのようなタンクもCB72みたいで股間を打ちそうでイヤ。
モタードから→カフェレーサー(カフェモカならぬカフェモタ)→ボブ(短めのおかっぱにフェンダーをカット)&チョッパー(部品を切り取る)→スカチューン(部品を減らしてスカスカに)へ
最近5年はハーレーカスタムに没頭しており、トール&スリムでブリンブリン(キラキラ感)だったので、今回はバイクメーカーが絶対やらないような、少し悪で、汚くて、下品という、私が表現を避けてきた方向に振って見たい気もする。つまり過去に流行って、私は苦手の部類だったキムタクバイクやSR400を手作り感覚で弄くって、少しバランスが崩れた感じで、ちぐはぐなバイクのカテゴリーに入りながらも、ハス君はトップクラスのエンジン、ブレーキパーツなどで、ストリートでも峠でも『走り出したら差は歴然のパフォーマンス』を表現したい。
結局、バイクの改造カテゴリーやスタイルのルールに拘らずに、各部に自分でやりたいことを施して行こう!カフェレーサーは60年代のもの。私が目指すのは21世紀のカフェというか、少しストリートファイト系のワルの雰囲気も加えて『最速の21世紀カフェ・ストファイ』かなあ。モタードとオンロード・ネイキッドの中間をニュー・カフェっぽくアマチュアチックに仕上げよう! *ただしロンスイは当然やらないのと、重量増加は極力避ける。
とにかく支障のあるシート高を何とかしよう! 目標は25cmダウンだ!
◎Fは突き出し3cmまでなので、トリプルツリーにシムを噛ませてさらに下げるのと、インナーロッドを短くして、バネ常数の高い(堅い)&ストロークの短いバネ(ワンオフ)にしよう。1G状態でのサスの高さを9〜10cm短くし、合計で20cmはローダウン予定。
◎リアはプリロードを下げるか、ローダウンリンクを入れる。
◎シートはあんこ抜きでは無く、ベースの樹脂部分も一部アルミ板かグラスファイバーで作成して、最薄で腰後部の辺りは収まりを意識して逆に幅広にしようかな?=サドル型が良いし、カチ上げも検討
そもそも、SDRのレストア&カスタムで、2サイクルエンジンのレストアと各部のバフ&メッキで相当手が掛かる上に、アルミリム&スポーク化、ブレンボブレーキ、そして前述の様に最後は、究極の650ccぐらいのエンジンへのスワップを目論んでいたが、現実には相当に困難で、高額な投入コストが無駄になりそうだったのでこのバイクを買ったのだから頑張ろう。ハーレーのカスタムもあと少しで終わりそうだし、、
そこで、モタードのサラブレッドを、ちょっと下品だが今まで無いような軽快でワイルド&ローなストリート・レーサー風にするのも良いなあと考えた。つまり、SDR200、CB250RS,ドリーム50、TRX850辺りにも共通するスリム感を450シングルエンジンで究極にまで高めてみたいなあ。クロモリフレームだが、シート下からリアフェンダー&マフラーブラケットまでのサブフレームはアルミなので(ヤフオクでパーツは仕入れた!)ココをでワンオフ加工で直せば大幅なローダウンも可能だし、あとはフォワードステップとタンクカバーのFRPが課題だろう。とにかく、モンキーやSRのようにパッパとパーツを組み替えて“ポン!”と完成ではつまらないので、数年掛けてでも、じっくり行こう!
構成パーツ集め 集めている間にだんだんイメージが固まっていくんだ。
先ずは、サブフレームを加工用にオークションで仕入れる。次に幅広のオフ車ハンドルを、SRXやSDRのようにセパハン化しよう! Fフォークはアウターがツリーの上下クランプ部だけ大径58φなので、ずらせても突き出しは6cmが限度
3台目のSRX660では、幅狭で少しUPライトにするために、ハリケーンのセパハンを何度か溶接し直してベストポジションを得た。
以下は、ドイツのABM 以前、義弟のCBR929のUPハンキットをドイツから個人輸入したことがあった。でも、日本から安直にネットで注文だと、高いし納期も掛りそう。そこで今回はヤフオクで決めた。タレ角0が良かったが、5度で発注。合わなければYZF−R1の時にやったように裏返しで使えば良いし。*全長を100ミリ伸ばすようりクエストしている。完成したら黒のアルマイト加工にしよう!
2012.11.26
プラス10cmのロングセパ半の完成だ! +@3,500円
コレだけは重量増加してでも取り付けたい。ブン回しているときにワーニング・ランプは助かるんだなあ。何とか合いそうだ。ダメならSDR200で使えるし、、買ったけど、採用中止!
ガレージ輪クスさんで、教えて貰ったこのメーターにした。油温、水温、シフトインジケーター、燃料計でバッチリだ!
シート
やっぱし、サドルでしょ!(採用は中止)
サブフレームをカットまたは再加工で、コレを付けるんだ!
一応ローダウンシートも落とす
V−ROD用純正シート FLSTFファットボーイ
これらシートの中から、フィッティングを試してベストを探そう。このような二度買い、三度買いは無駄でもったいないが、それも楽しみの内。余ったシートは家の椅子にしよう。
ライト
AC駆動だからレギュレーターが必要! 車検の時はハロゲンのH4バルブに切り替えれば良いし H7のハイパワーも見つけた!
クリアキンの7インチLEDとライトリング
ストリート系ライトカウル
ランプはスクターと同じPH7
ウインカーランプはLED青のポジションランプに
7千円のナビもつけよう
タンクはポリエチの小容量だ! 両サイドにラジエーターからのエア抜きがある 形状が気に入らないのでどうしよう?
-------------お買上げ金額---------------
OFFRIM-15M-RDWH-17 1個 2,500円
オリジナルレタリング 1個 1,000円
書体:C/レタリング:Husky Super Cafe
Motado
OFFRIM-15M-RDWH-17 1個 2,500円
オリジナルレタリング 1個 1,000円
書体:C/レタリング:Husky Super Cafe Motado
送料
200円
消費税 360円
お振込み合計金額 7,560円です。
ヤフオクで2,000円 後部はフェンダー内寸が85ミリで、タイヤサイズ120/70−17だと、全く不足!
グラスファイバー+パテ盛りでワイドフェンダーにする
サブフレーム加工で、シート下にスペースが無くなるのでリチウムフェリバッテリーを試そう! 三菱のPHEVやボーイングB787のように発火するかも??? でもコレがうまくいけば数kg軽量化になる。
結局、オーバーチャージで発熱&破損させ、SHORAIに交換した。
販売完了! 楽天とWEB−BIKEで注文入れたが販売終了で在庫切れ。発売元のシフトアップ社はPOSH社に製造委託のようだ。POSHが中国辺りに発注なのかも。 国内生産でした。
リフェリは自動回路だとΔTが出ないので、充電終了しない。したがって、タイマー付きを買った。¥4,998 @AMAZON
30分チャージで未だセル弱く、30分追加で破裂してしまった。450には容量も不足だった。SHORAIの大容量に変えた。