まさしの餃子
数年前に餃子のメッカ栃木県宇都宮市に出張が続いた際に、前評判の高い店を軒並み行ってみた。その中でも正嗣本店はマイベスト餃子といえる。以来栃木に行くたびに寄り、クール宅配でも食べている。
そういえば別件だが、同じ市内の阿Qという中華はボリュームで驚いた!
餃子について
1.ラーメン、握り寿司、餃子は出来たてが命で、焼いて冷めてしまった餃子をスーパーで買う気にはならない。
2.肉まん類とは違ってフカヒレや海老入りなどの豪華路線は邪道。餃子の食感は皮と焼き方で決まる。中身はシンプルな野菜だけで良い。
正嗣について
1.一人前170円ぐらいで超格安!近くにメジャーな、みんみん があるが別にライバルではない。正嗣は独立独歩!?媚びず、驕らず、じっくりとやっている感じである。
2.お店で“餃子ライス”なんてオーダーしたら、そおゆうひとは他の店へ行ってくださいな!と平気で言われる。なんとライスもビールも無くて、焼き、揚げ、水(水餃子)xx人前!以外は言えないのだ。真剣に餃子を味わうだけの店である。お店は正直優しいけど気難しくてちょっと怖い!?
3.薄めの皮は口に含んだ瞬間パリっとして香ばしいが、何と2回噛むだけでシュワーッと皮が消えて行き、続いて具の旨みがドッとやって来る。このパリッとしてシュワーと消えて旨みがドッと来る感じは土手の伊勢屋の天丼にも通じる香ばしい快食感であり、他店で厚い皮がモチモチと口の中で粘ったり、煎餅のようにバリバリと上あごを引っかくように皮が存在を主張する餃子とはまるっきり違い、私の中では至福の瞬間になる。味は95点!
4.さらに驚きは、皮が薄くて柔らかいにもかかわらず、タレにつけても破れず前述のように口の中で一気に消えること、他の餃子のように皮の表面がブカブカで真ん中に芯があるような硬さを感じさせず、あくまでその薄い皮の硬さが均一であること。
5.ちなみにタレも宅配には付いて来るが、基本的には餃子は醤油ではなく、好みだが私は酢とラー油中心で食べるものだと思う。
6.自宅での焼き方は宅配の説明書にもあるが、4〜5回失敗しないと駄目かも。(最初はウマク焼けずに店に聞きに行った!)
○最初にゴマ油を相当多めに引いてフライパンを加熱する
○餃子をフライパンに並らべ、直ぐにお湯をタップリ注ぐが炎に注意し直ぐに蓋をする(耐熱ガラスが中が見えて良い)
○焼き色が着くタイミングは、グツグツ威勢よく煮えて→ジュウジュウ焼けて→最後に水気が完全に無くなり、急にフライパンが静かになり、油だけがパチパチ言い出してから約45秒後!
○フライパンはテフロンより厚めの鋳鉄が良い(専用に買い、よく油を馴染ませた)
7.結構厄介だが、焼き上がりを口にすれば、その苦労は十分に報われる!
直後に注ぐお湯で小麦粉が溶けて膜になり、それがもんじゃの煎餅と似てうまさ・香ばしさにつながるんだ!
でも、でもコレは私の主観。正嗣は大したこと無いよ!とか、みんみんの方が好きだよと言う人も確実に居ますのであしからず。
ボリュームなら上野御徒町の昇竜!
2007.09.21
ここ1年ぐらいは、味の素の餃子(冷凍食品)にマハっており、コレを冷凍庫に常備在庫している。油を引かず、お湯を最初から足して9分焼くので比較的調理も簡単で安定。(焼きミスが少ない!)味は、皮が柔らかく口に引っかからない、具は肉まんの具に近く、とてもジューシーで噛むとウマミが充分に出てくる。王将や大島ラーメンのギョーザもよく食べるが、味の素ギョーザが自宅では最高峰の味だ。100点
2005年 渋谷宮益坂で見つけた290円の餃子専門店(あっさり閉店)
ほかに大したメニューも無いのでよくやって行けるなあ
パリパリ感よりも皮のモチモチ感がやや口に残るタイプだが、味もごく普通の餃子だ!
しかし、どこのどの餃子よりも中がジューシーで小籠包並に つゆだく である。75点
その他プロパーな餃子
大島ラーメン(チェーン店)の餃子定食 小さめの餃子2人前にライス、スープで千円以下はうれしい
羽根は多め、おろし醤油で食べる。小さめだが充分にジューシー
最近はまっている餃子屋台 ぐるなびクーポンで昼から生ジョッキ無料。ビールに餃子の黄金コンビが昼から格安だ!
ちゃんぽん、皿うどん専門店 餃子も及第点
チャンポン
皿うどんも旨い
幸楽苑の豚骨醤油ラーメン これと格安餃子が合うんだ(画像なし)