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                  マフラーのノーマル戻し  2003.11.05

その昔、熱くなってコダワリをはき違えたというか、デカイ音が出れば速くなり、良いという安直な考えだけでは無かったがB&Bというアメリカのアフターマーケットマフラーに自力で交換し、盛大なタペット音と地響きの様なエグゾースト・サウンドを誇っていたが、先般の騒音規制に伴い肩身の狭い思いをしつつあり、来年6月まで充分に時間はあるが、轟音もやや飽きた感じで思いつきでマフラーを弄くる!



      取り外したB&Bトリフローマフラー 7.4kgしかない! http://www.bbtriflo.com/


コンピューターチップ、K&Nのフィルター、B&Bマフラーのコンビネーションで7千回転まで気持ちよく吹き上がり、音・フィーリング共にお気に入りな上に、20kg以上もリア後端での軽量化は捨てがたい。
取り付けはその昔近くのガソリンスタンドで自力で頑張ったが、そのガソリンスタンドも現在は閉鎖され、さらには気力体力共にとても自分でやる気が起きず、ネットで調べたSHOPに電話し即日サイレンサーの相談に964を持ち込む。

SHOPのマスターに上の吹けはそんなもん!964のノーマルマフラーの出来は(音、トルク、パワーで)良いんだよ!の言葉でノーマルに戻すことを決意。早速地下室をひっくり返してノーマルマフラーを引っ張り出し、ブラケットパーツを手配していざ交換!


 
 
  
久しぶりに車を動かし、久しぶりに行ったディーラー

しかし10年以上前の車のマフラーのブラケット部品が清水のセンターから翌日昼には入荷は流石である!

 

12年目に突入したが、まだ古くさくは感じない964!








ノーマル取り外し  ちょっぴり自力取り付け時を思い出す。そういえば18歳でブルーバードのクラッチ板を路上で交換したのが始まりだった!
それと、このB&Bをつけるときはガソリンスタンドのリフトで、目の高さに上げて作業したので首と肩が痛くなったのを思い出した。



重たいノーマルに戻す。さらに右サイドのサブチャンバーも戻す。





今回お願いしたのは 大田区大森東の マルス
ワンオフマフラー専門店で、なんとSRXのマフラー改造もやっている。

ポルシェにも経験が豊富で、充分なカウンセリングと良心的なコストであり、今はアッセンブルパーツの交換がチューニングの常套手段だが、このマルスさんの様にワンオフに拘るSHOPは、溶接、バフ、メッキと並んでサンデーメカニックには強い味方であり、金持ちA様相手の某慇懃ディーラーとは一線を画して、私のような貧乏B様とは非常に相性が良かった!

  










で、どうだったか?

音は流石ノーマルで静かだが、それでも結構低い重低音。吹かした時の音圧の上昇が少ないのと、かえってタペット音が凄く目立ってきた。

SHOPを出て、最初の左折で低回転で軽く踏んだら、スッと車が前に出る感じで、エンジンのフライホイールマスが増えたような驚き。続いて平和島から首都高速に入ったが期待していなかった5千回転以上は静かに一発で吹け切れる。ボケッと加速していたら2回程リミッターが効いてしまった。ただ以前のような轟く轟音で盛り上がる雰囲気は無くなった。

ということは、盛り上がる雰囲気は減ったが、低速トルクが厚くなり、上の吹けはあまり低下せず、全般的に静かになったのだ!常につきまとう低音のコモリ音からも解放され、カーステのバスドラムも聞こえが良いし、母が車庫入れしたのに気が付かなかった。これで早朝でも車を出せるぞ!

ということは、今までは何だったのだ? でもでもこれは色々やって判ったこと。英文FAXやドルの送金から始まり、取り付け、テストなど実体験と検証を経て自分の感性でたどり着けた(やらなきゃわからない)結論。 これでいいのさ、それが趣味さ。