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       1989年からプロジェクター(このページは古い情報です)



長い間BARCOの3管に憧れつつも、1980年頃はSONY初の27インチ(プロフィール)でブラウン管系を始めて37インチまで買い換えて使っていた。液晶プロジェクターは1989年だったと思うがシャープのXV−Z1?黒潰れが激しくガチガチに液晶の格子が目立つ初期のタイプから何台か使った後で、1991年に当時としては画期的だった三菱3管プリズムタイプに交換した経緯があり、とにかく液晶には期待しておらず、数年前にもアナログハイビジョンのSONYの3管を買いかけて手痛い思いをしたので、プロジェクターは何と12年もぐっと堪えて今日に至った。

でも後述のTH−AE500などの登場でやっとプロジェクターも高額な高級機を買うより、価格破壊ではないが、安い新型で買い換え出来る時期に来た事と、ビジネス機器とエンターテイメントのホーム家電が一致したのも珍しいと思う。あとはオーディオアンプとラーメンと携帯電話の通話料金が下がれば、日本も良い社会になると思う!?さらにプラズマディスプレーは消費電力と耐用年数で疑問であり(あれはダメだと思う)それとD4のアクティブセレクターが見付からないこと(デジタル接続の機器とモニターを複数使えない)からも、まだまだ本当の意味でデジタル画像器機の定着・民生化はまだ先のことで、実のところ高画質は未だに過渡期だと思う。



2003.09.30

丸12年使っている三菱の3管プリズム・プロジェクターがチビって来たので、ハイビのDLP液晶プロジェクターあたりをねらっていたが、パナソニックが前作あたりから結構良いかも?と思っていたら、TH−AE500という普及型プロジェクターが新発売! ネットで栃木県足利市のパームサイトウというSHOPで発売前に17万円以下で安かったので、ワイドコンバージョンレンズと共に9月末に予約した。http://www.ryomonet.co.jp/saito/

このPJはハリウッド画質とか、カジュアル・シアターとかいう愛称で、いかにもお手軽雰囲気であり、このような普及型が安く出ることはさすがに時代の変化を感じさせた。2003年10月15日発売で、SHOPでは20番目の予約という事で10月24日到着予定が、何と22日には到着してしまった!

2003.10.30
開梱して驚き!とにかく軽く小さい!大型バスと軽自動車の違いだ!現在長年お世話になった重量級の三菱をどうやって取り外すか悩んでしまった。


会議で引っ張りぱりだこのプレゼン用プロジェクターと全く同じ! なんとソフトケースまで付属して仕事で行うプレゼンと、自宅でのDVD鑑賞が同じ機器で出来ることに、新鮮でもあるが何か違和感があり、開梱してメインスイッチが有るのに気が付かず、初期不良かと勘違い!!やはり仕事でパワーポイントやクイックタイムで頻繁にプレゼンをやるのに、趣味だと同じ事でも何故か戸惑う!

    ここで、身の危険を感じてSTOP 誰か助けて〜!


2003.11.04 何とか気張って上のプロジェクターを降ろした。世田谷区の家電リサイクルで1800円納めて廃棄。





で、どうだったか?


三菱:言い訳じゃないけど、比較しなきゃ井の中の蛙で、この解像度でもこの三菱の3管プリズムタイプは結構楽しめたんだ! 輪郭にうっすら青や赤の陰が出ているが、3原色ごとのフォーカス調整も今となっては懐かしい。LDも700枚は買ったし、12年間で充分に基は取れた。そういえば7月まで使っていた37インチテレビも50万円ぐらいだったと思うが10年以上楽しめた。(一時期三菱の京都工場神話に惚れていた)
思えばホームシアターなどという言葉が定着する遙か昔に、やや暗めながらS−VHSを遙かに凌ぐ水平解像度800本でLDや撮影したベータカムSPの画像で沢山の来客を魅了し、大画面の魅力を10年以上にわたり楽しませてくれたこの3管も、世代交代の時期がやってきたことに感慨深い物があります。
ちなみにLDの黎明期はハードはフタ開けタイプでRF出力しかなくて、ソフトも映画一本で3面、17,800円でしたね。

パナ:明るい、シャープ、黒の階調も快調! これは手放しで楽しめる。安い!軽い!
コレは良さそうと思い発売前に予約して使い始めた後だが聞くところによると雑誌・ネットでは絶賛らしいが、風評で動くのはもうしたくないが、これは発売前に予約して大正解!画質面ではもう重箱の隅を突く前に映画の中身に熱中しよう。昔の2トラ38みたいに道具に凝るより道具を使って楽しめればいいの。これで、これからも充分満足。こんなお手軽な新製品と出会えるなんて、生きてて良かった。



オプションのワイドコンバージョンレンズ  TY-LECWE300をつける。2.7m弱で100インチはGOODであり近さからほぼ限界。

エレクタ―シェルフ取付金具  TY-ERE100 は7千円ぐらいで買えて天釣りには最適だが、ワイコンをつけるとお辞儀してしまうので、本体との取り付け位置を後ろにずらす必要あり。




TH−AE700が10月に発売!