ICD
【前置き@】25年ぐらい前、建築資材商社の営業マン時代に営業車を運転中にトイレに行きたくなり、我慢を重ねてやっと見つけた建築現場の仮設トイレで排尿中に起立性貧血で失神し後ろに倒れたことがあった。そして数年前からは、人工透析直後のレントゲン検査で、大きく息を吸って吐いた瞬間に失神することが度々あったし、以前の病院に入院中に、不要な降圧剤の処方ミスに加えて、アホな研修医に指示されて、大きく深呼吸を3分間繰り返す心電図検査を強要され、終了後に廊下で失神もした。さらに透析後の帰路の路線バスで腰掛けていて、終点で降りて横断歩道の歩行者用信号が点滅していたので、急に早足で渡ったらいきなり失神した。それも渋谷の繁華街で倒れたので、人だかりが出来た! 現在は透析の翌日には頻繁に血圧が60/40前後まで下がり、寝ている状態から起き上がるだけでも失神したりして、急に立ち上がった時にはワンテンポ行動を待つことや、階段には手すりを付けたりと常に気をつけてはいた。
【前置きA】そもそも中学生の頃から本態性高血圧で、11年前の家庭内別居時代には血圧が最高で250/150まで上がり、多種の降圧剤をたらふく服用していたが、ストレスの関係か?なぜか病院に入院すると血圧が下がって白衣高血圧症とは逆だったのを記憶している。しかし最近は最高血圧が高くて150、普段は130前後が多かったが、透析翌日はガックリ血圧が落ちることが日常化していた。*画像は透析の翌日に測定
2015.06.22発生!
公道で44年ぶりの転倒。それも一日で2回!
箱根ターンパイクから芦ノ湖スカイライン、長尾峠と攻めて、あと2コーナーで御殿場への直線になる左カーブをバイクで攻めている最中に目眩がして、そのまま山側の土手に突っ込んでしまうという自分でも信じられないトラブルが発生。幸いなことにエアーバッグジャケットを着ていたお陰で、軽く肘と膝は打ったが親指の突き指だけで、他にはほぼ全くダメージが無く、さらにバイクのダメージも予想外に少なくて自走で帰宅した。原因は相当な低血圧だったのに、カーブ毎にフルブレーキでイキんで息を止め、通過後に深呼吸を繰り返たことを1時間以上繰り返したことで心臓に負荷が掛かって起きた起立性低血圧だが今回は精査して、自分の命に十分すぎるレベルの対応をしようとした。
2015.07.02
事故後直ちに受診し、出来ることは何でもしておこうと自分からオペを申し入れた。
ホームドクター宛お手紙
そもそも、心室性頻拍は何度もドクターから『出ていない!出ていたら死んでいる!』と聞かされてはいたが、今回わずかに確認されたが、失神との因果関係は先ず無いだろう。
ところが調べると
私の勉強不足と病院のインフォームドコンセント不足で、一時的予防措置がやばい事になりそう!
ICDは、統合失調症、てんかん、違法薬物中毒、痴呆等と
同じカテゴリー扱いで、病院は、警察への通報義務と
公安委員会は即運転禁止で免許取り消しだそうだ。
もともと予防的意味で、自分から申し込んだオペでこんな展開はご免だ!今回はホークドクターに間に入って貰いオぺ申し込みの翌日朝にキャンセル。ところがオペ予定の病院事務局の石頭小娘が、私のホームドクターに『警察に連絡する』とか『今後の診察はお断りすることがある』と吐いたそうだ。私のホームドクターは6回ぐらい電話でやりとりをしてやっと収拾した。このホームドクターに大感謝だ。
起立性貧血への今後の対策は、ゆとりのある透析の継続で、安定した血圧の維持に尽きる。
あとは、峠では、ブレーキ→コーナリング中まで、口を開けるか軽く舌を噛んで、連続呼吸を心がけよう。
従って、大好きなフロントのハードブレーキングは封印かも?
コレにて一件落着。皆様にはご心配かけました。年間を通して今年最大のピンチだったなあ。