2015.03.19〜21 入院@
2015.04.13〜15 入院A






2015.02.03 複雑な心境での乾杯

夕刻に妻と子供が通っているスイミングスクールで合流し、渋谷の壱角家でいつものラーメン(この日は2回行った)の後で、向かいのテング酒場で乾杯。理由は、まもなく入院か治療が開始するので、飲める内に駆け込みで、、因みにこの日は朝ラーをやり、かかりつけの総合病院である国家公務員共済組合連合会 東京共済病院で『申し訳ないのですがはココでは治療出来ません!』と断られたので気分転換がしたかった。


2015.02.03謹告 ちょっとタチの悪い不整脈で入院します。

24時間脈波計(データロガー)での結果は、何と『黒判定!』かねてから私は
人工透析による心臓への負荷の蓄積から、心不全で亡くなると悟っていたので、とうとう2度目の人生10年目にして、またもや命の正念場を迎えた感じだ。心臓が小刻みに動いてポンプの役目をしていない時や止まってしまう時があるようで、今までに何度か路上で倒れたのは起立性低血圧に加えコレも原因だったのだろう。現状は鼓動しなさいという信号が変なルートで心筋に伝わり、前述の心臓が小刻みに動いてポンプの役目をなしていないようなので、治療は投薬よりも、心臓の血管造影をしながらカテーテルで余計な雑音ルートを探してマッピングし、そこをレーザーで焼き切る方法(アブレーション治療)が最適だそうだ。でもコレが出来る病院はかなり限られているようで、前述のように、かかりつけの総合病院ではダメだったので、生死をさまよった12年前に世話になった古巣の東邦大学医療センター大橋病院に2月23日から入院予定。ただしその前に外来で何度か通院して各種検査がギッシリ詰まっている。この大学病院には過去の私のデータが残っていてるので、11年前に心筋梗塞で入れたステント2本の経過と、レーザーで焼いてもらった網膜の浮腫や大腿動脈閉塞にもコノ病院は名医が居るので一緒に丸ごと診て貰おう。*追記 肺炎で延期 *さらに追記 心室細動は死に至る症状で、私の場合は心房細動とのこと



突然に、急性肺炎で炎症反応の自己記録を更新!


心配させる意図は無いが、銀座に出勤して仕事をして、地下鉄で病院へ向かう途中で少し息苦く風邪気味だなあと思っていたら、駅の階段で息切れして、到着駅からは短距離だがタクシーで病院まで行き、院内では迷わず車いすの世話になり、透析中は抗生剤の点滴と酸素吸入でサチユレーションを維持した。採血したら炎症反応(CRP)の値がとんでもなく高い値(正常値の80倍)になっておりワイセ(白血球)も正常値の1.6倍とかなり高い。


 

レントゲンでは肺に影や水も溜まっていないようだったが、心臓の手術を控えているので、早めに何とかせねば! 過去に入院中にCRPが15とか18でオペが出来ずに、モタモタしている間に血中カリウム値が8を超えて心不全を起こし、看護師さんの顔に大量に嘔吐して意識が途切れ、慌てて緊急透析をしたこともあったし、、、あの息苦しさと、マンホールか穴の中に落ちていくような感じで意識が途切れていくのは嫌な感じだった。もっとも、透析開始後10分でケロッと気分が良くなり、会話も平常に出来るようにはなったが、、それと昨年秋には低カリウム血症(血中カリウム値2.9)で入院もしたが、、



さらに翌日CTで見たら、肺の右下部に大きな炎症の陰が出た!あとは時間の掛かる喀痰培養の結果待ちだが、地域医療連携で心臓手術の延期が自動的に確定し、暫くは抗生剤ロセフィン100mg点滴の日々が続くことになった。


追記 結核菌に感染の可能性もアリという驚きの遺伝子検査結果が出たが、正確には時間の掛かる喀痰培養結果待ちだが、その間にCRPを何としてでも下げたいなあ。

お詫び
 2/22病院スタッフのデータの読み違いを鵜呑みにして、このHP上で結核感染を誤って宣言してしまいました。
ご心配をお掛けしました。でも、感染者が高齢者に多いのと、結局再発して死に至る例が多いのを知って、一瞬愕然とした。

追記 2015.02.26 

炎症反応指数のCRP(C型リアクティブ・プロテイン)も下がり、昨日で抗生剤の点滴も終了(少し延長した)して、来週には念願の心臓手術で東邦大学大橋医療センターに入院出来そうです。一応念のため腫瘍マーカーも採血のオーダーに入れてもらいました。さらに10年前に入れた2本のステントやレーザーで焼いた網膜の10年後の経過と、大腿動脈閉塞&末梢血管には、この大学病院に名医がいるそうなので、総点検です!

追記 2015.02.27 
心臓オペの受け入れ先の東邦大学医療センター大橋病院が、直ぐにでは無く3月19日で入院を受け付けるとのこと!アブレーション権威の執刀医は沢山のヒトがオペ待ちのようだし、CRPが高いので『下がるまで待ちましょう』で、敬遠されたのだろう。

追記 2015.03.13


何とか肺炎は治まったようだ。一時は結核を疑われて、ちょっとゾッとしたが、私の体には、まだまだ随所にリフォームが必要な部位があるので、完治を期待せず、進行をSTOPさせる考えで全力で頑張ろう。



入院前夜も、入院当日の朝も、退院後にも壱角家のラーメンは欠かせない



2度目の入院前夜祭を下北沢で軽く一杯やった。



2015.03.19 
さあ!入院だ。今回は長期でも構わない。生まれ変わってから10年が経つので、全てを再点検だ!



入院して先ずは、外来だと6時間待ちは当たり前の眼科に網膜の浮腫をチェックしてもらう。この病院だけがその場でレーザーで焼いたりの高度な治療が可能だが、検査結果は『問題なし』だった。




心電図でも明確に脈は乱れている


最初の診断結果


不整脈の原因として、心臓冠動脈の閉塞が考えられ、先ずはカテーテル造影検査で確認し、必要に応じて拡張処置してから、再検討してアブレーションを行うとのこと。併せて、大腿動脈閉塞も今回診て貰ったら、今までに無いほどABI値(腕と足の血圧の比率)が低く(0.68)喫緊の課題として、大腿動脈も左右の足別々に行うことになった。よって、今回の入院は2泊3日で終わり、4月にもう一度、5月にも、、、というサイクルの4部作になるそうだ。




何だか判らないが、10年前に入れたステンド部がやや閉塞気味であり、バルーンで広げたとのこと。
で、どうだったか?

不整脈は全く収まらない。さらに今まで心拍が早すぎる時にだけ服用するベータブロッカー降圧剤のアーチストを処方され驚いた。コレで人工透析をすると血圧・脈拍共に乱高下してしまうだろう。



10ヶ月前の別の病院の検査結果

まあ、ABI値は良くばらつくらしいし、、、と思っていたら



今回の大腿動脈閉塞検査は意外な結果に落胆

今までになく、閉塞が進んでいるようだ。左足の0.68はショックだなあ







造影では決定的な閉塞が見つかった。そこで、不整脈より、この動脈閉塞を優先して今後オペを進めるそうだ。



2015.04.13入院してバルーンで膨らます


膝から下は、膨らましても直ぐに狭窄するそうで、ABI値の良い方の右足の大腿動脈を拡張


2度目の結果


オペ終了後のABIでは若干の変化有り。


で、問題の不整脈は? 担当が違うので、出直して改めて同じ病院で外来から診察を受けてくれとのこと! アブレーション希望で入院したのに、、、


その後ドクターショッピングを繰り返す




どうやら治療は絶望的!それでも私は楽観的『どうせ、死ぬときは死ぬのだから』