直線上に配置 

                          HID
                        

             High Intensity Discharge system

流行は、明るいハロゲン → プラズマブルー → キセノン(HID)だったら、スクーターにもつけよう!簡単に言うと、カメラのストロボの連続発光のようなもの。とにかく明るいけど、汎用品はLo/Hiの切り替えが難しいので、Loビーム一本で行く。

    
    
左イグナイター             右バナー(バルブ)
                        


フィリップスのD2Rを使っている、R34スカイライン、C35ローレル、新型キューブのオプションランプ、ダイハツ・ムーブや、ランプメーカーのPIAA、CIBIE、HELLAなどを調べてみたものの全て厄介!だったら、アドレスのレンズをヤフオクで仕入れて、大胆に加工しちゃえ!でスタートちなみに、D2Sはプロジェクターレンズ用、D2Rはリフレクターレンズ用

フィリプスD2Rバナー

ヤフオクで2千円でした。

左のように、アドレスのライトハウジングに入るように削り、オリジナルと同じ光軸
位置(バナーアダプター面から36mm)で、HOLTSの耐熱マフラーパテで接着
しシールドビーム化!


光軸位置あわせは、部屋の中から安定化電源に繋いで、窓の外の道路を実際に照らして位置決めをした。1mm位前だしで照射角度、切れなども満足。バルブは必ず軍手をしてさわること。




マクロ・リングストロボで撮影!
陰が出ないね!












接着中! 安全のためヤフオクでレンズ周りを仕入れた。    HOLTSの耐熱マフラーパテ





配線(実験1)

スクーターのライトは交流なのでブリッジダイオードで全波整流(後日基電源が16V程度に押さえられている事に気が付く!)
イグナイター自体は8V以上で動くので雑な直流でも行けそうで、恐ろしく電気を喰わないし、メーターでは3Aちょっとでありテストしたら、照射が点滅状態! 50V1.0Fの大容量コンデンサーを噛ましても、2500Vのスイッチングには、やはりバッテリーからもう一本引かないと
ダメ

     
          回路図には無いヒューズを足してます。









             
机上では完成!





   
配線(実施)

結局キーオンで+が来るイモビの後ろで、直流電源を取ってバツテリー灯火に。ただし、負荷が大きいので後日、交流のステップアップを検討します。




大型バイクと違うのは、ヘッドライトが交流でバッテリーから来ていない!

 2004.05.07 教えてバイカーズというサイトで知恵を得る。どうもアドレスの整流は半波整流のようである!
ヘッドライトとの間に専用バッテリーを噛ますことも考えたが、近々純正レクチュエーター(レクチファイヤー)を変えてみようと思う。これで、バッテリ^からHID電源を取っても過放電が収まるかどうか? 



大型ダイオードレギュレーター+ヒートシンクと
35V22,000μFのコンデンサー(バッテリーに咬ますと良いかもしれない!)



    
       




  で、どうだったか?
  
  
結果比較 (同一条件撮影)


   
ノーマル                             HID

うっ!こ、こんなに違うとは  こりゃ、Hiビームは要らない!


街灯の明るさを見ても、ほぼ同じ露光なので明るさの比較は出来る。

点灯するとキィーンという微かな音と共に、数秒で色が落ち着くのも面白い!今までは何だったんだろう。マメ電球かムギ球?明るいからといって、夜道は飛ばさないことです。でもスクーターだからと舐められて、右折してくる四輪には威嚇にもなるかな?ただし、
バッテリーの補充電が必要で、セルの回りがやや悪くなる!

ポルシェ993が出た時にリトロニックだったか?HIDがオプションで35万円だったような記憶があるが、ようやく普及して来て四輪でも10万以下になってきた。ベータHi−Fi、Lカセット、アナログハイビジョンと飛びついては散在してきた人生の中で待った甲斐があった。

HIDは高いって? オートバックスでつけて貰う?いいえDIYでしょ!ヤフオクで9,800円でした。(Hiビームなし)
全部のバイクとポルシェもやるっきゃない、やろうっと!


       直線上に配置


バナー加工手順 H4バルブの場合

H4のロービームのフィラメント位置にバナーの発光部の高さを合わせたら、丁度ロービームは台座とD2Rのリブ位置がピッタリでした。 何度か、実際にバナーをレンズに仮止めして発光させ、照射角・陰などをチェック。


オリジナルD2R H4台座(口を広げる) 耐熱マフラーパテで接着  遮光板をプラス

 これで、H4にはトレードイン! 現在量産中。

2003.09.30 SRXにも装着。H4バルブを上記バナーに交換し、ライトソケットから電源を取るだけで終了。とにかく、キィ〜ンと来る程明るい。




2003.12.19 ヤフオクを見ていたら、原付にもOKのHID Hi/Low切り替え付き!を見つけた。


 

  


     


取り付け2003.12.25 *本当に原付にもつくのだろうか??


ノーマルのソケットを付属の中継コネクターへ












        PH8バルブとバナーの比較


で、どうだったか? 
1.アイドリングでも交流電源で問題なく点灯!
2.でも35Wタイプよりかなり暗い(ノーマルよりは明らかに明るいが、、)まあ、簡単原チャリHIDとしてはGOODでした。
  簡単すぎてツマンナイ!明るさも含めてちょっと不満。苦労が少ないと感動も少ない?