ガソリンタンク


左右のシュラウドを一体化して、何度も塗装にトライする


社外品の大型タンクを輸入して取り付け、好みの形に切り取り、アルミタンクのベースにしようとする *結局何軒かの加工やさんに断られる。



シート部分の凹みをファイバーカバーで覆うのを試す



今度は、シュラウドを途中でカットして、タンクTOPはシルバーに塗装してみる



1.満タンで7.5Lでは御殿場まで無給油で行かれない
2.形状がエイリアンの背中のようで、超不格好    
3.さらに、前部ボルト付近にクラックが入った!   
  (フルブレーキだとガソリンが漏れてくる!)

そこで、アルミタンクと言えば御殿場のビーターさんが超有名。メジャーなので敬遠していたが、試しに電話したら、『7月末の鈴鹿8時間耐久レース』までは、各チームからの依頼で手一杯とのことで、電話した5月から丸二ヶ月間は手が付けられない。コストもROLEXや良いバイクが丸ごと1台買えるほどの良い値段。さすが人気ファクトリーは凄いなあ。凄いと言えば、某有名ハーレーSHOPも、SHOPオリジナルのシリンダーヘッドを買うと、自然に追加でSHOPオリジナルのカムにマフラーにインジェクションで100万円コース確定。それを教習所出たてのハーレーオーナーが、崇拝して喜んで依頼!サスでは、オクムラ・チューンを施していると聞けば一流品の証であり、オーナーが金持ちの証でもある。私のハス君でも問い合わせたが、驚くほど良い値段だった。
ブランドイメージ例 前後サスをOHLINSにしました!(Oh!それは凄い)   
           前後サスは、オクムラ・チューン(Wow!貴方はお金持ちだ!) 

正直なところ、私にはサスの微妙な変化の差は感じ取れない。もちろん初動感度の違いも、さらに数%程度のパワーの変化もわからない。でも、時としてサスもエンジンも『コレは良い感じ!』や『コレではダメ』を感じることは多々あるが、、バネ定数や減衰率、ダイノ上での出力特性等の数値で定量化して判断するのでは無く、乗って、良い感じかどうか?楽しいかどうか?の数値化できない部分をプラセボ効果抜きの定性化で進めているので
 



高校時代は屑屋さんを廻り、只で貰ったバイクを直して、同級生に売っていたような経緯の私には似合わないなあ。



そこで、ネットで見つけた近場のコーへーマシーンさんを訪問して直接相談する。年代物のトライアンフがさりげなく置いてある店内で、誠実そうな森田さんに、アルミで板金無しのゴツゴツ溶接の内装タンクを作り、外装をグラスファイバーで覆うアイデアなどを相談したら、もしかしたらファイバーだけでも出来るかもと、知り合いのサブクラフトさんの内田さんを紹介してくれた。そこで早速、烏山から小金井市貫井に移動して、最初は不在だったのでNAPSでハス君のパワーチェックで暇つぶしをして、再度訪問で内田さんとやっと会えた。

そして、内田三郎さんは、アルミタンクやアルミものの一点物の加工が得意のようだ。三郎のクラフトだから、店名もサブクラフトだ!そして私が高校生の頃、近くの大作商店さんというバイク屋さんが、CB50にトライアンフ・タイガーカブのエンジンをスワッピングして颯爽と乗っているのを見て衝撃を受けてから、軽量・ボディにビッグシングルに憧れ続けており、以来単気筒もたくさん乗ったが、この『私の長年の夢』を、このハス君で実現途中であることを説明したら、なんとコノお店にそのタイガーカブが埋もれているではないか!さらに東京発動機(トーハツ)のca2、LD3等やCB450クジラやCB72のTYPE1の話で盛り上がったので、私だったら『面倒でやりたくない仕事』かもしれないが、どうですか?との問いに、



との嬉しい回答。なんとか興味を持って貰えたようだ。今まで加工を依頼した複数の店で『何がやりたいか判らない』とか『せっかくの、モタードを勿体ない』等と陰で囁かれたが、アルミタンク製作は金額もさることながら、私の希望を理解して面白そうかと感じてくれるのがありがたい。ただし図面なしのラフスケッチで、内田さんはブログはあるが電子メールもやらない昭和のヒトのようで、基本デザインを鉛筆書きしながらお互い相談して、車両を預けた。コレでROLEX1個分が、まあOMEGA1個分になったが、早速、残り少ない定期預金を取り崩して代金を振り込んだ。


ココはバイク屋さんでは無く、修理工場というか雑然とした加工所であり、旧車のエンジンパーツやレトロなXLCHが埋もれていたり、懐かしいトーハツランペットCA2とCR110のミニチュアが飾ってあったりと歴史を感じさせる。この空間にはインジェクションとかABS等が似合わないレトロな、ナナハン登場前の昭和40年代前半の空気が漂っている。



使えるかどうか判らないが、AMAZONで2,580円だったので手配して送った。(不採用)



サブクラフトさんから勧められてOK!



1.先端下部は大きなRでラジエーターからの気流を邪魔しないように
2.今より高さを少し抑えて、全体的にボリュームダウンせる    
3.ベントは、6ミリパイプでタンク右下に出す          
4.あとは、サブローさんの感性にお任せする           



2014.06.03  側面の初回試し打ち アルミ板厚は振動を考えて2ミリ


縦方向のボリュームを少し減らして!で、完成形はこんな感じ
 
カラーリングプラン 側面はアルミ面をポリッシュ
  


  








CB72のイメージに近いかも



GB500(400)にも似ているが、良いなあ!



あとは、、ライラックのR92にも共通のイメージがある。



2014.06.08 サブローさんのブログより

これからキャップ取り付け、底板製作 ポンプ取り付け、取り付けステー製作、まだ時間がかかりそうだz。とのこと







2014.06.14
三郎さんに初孫が誕生され、タンクごときでは無い!?
まだ、底板が決まらず、ラバーマウントの方法を三郎さんと相談する。



往年のイメージ



コレで行こう!



ロゴとマーキングは昔の仲間にも相談した。




最終案はコレになりそう。NETで問い合わせ中。



白切り文字ステッカー

Cafe-Mota W150mm 白 指定近似書体(cooperBold) 2枚の場合 2160円 4枚特価4104円(税込)荷造送料90円(郵送。紛失等補償なし)

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             DECALCO/スタッフ今井
            店休日:火・祝日・第一日曜日
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  TEL 048-458-2860 FAX 048-458-2861
  〒351-0001 埼玉県朝霞市上内間木400-4
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底板ベースも完成 振動対策も厚めのウレタンの面接触で対処 容量は計測したら10Lあるとのこと。



スリム感を残せて、なおかつ純正の嫌いなシュラウドともおさらばだ!


次は、バフと塗装だ!と思ったら、



と、昔ながらの職人気質ヲヤジの一言が炸裂し、小心者の私はただ『ハイ、おっしゃる通りです!』と返すのが精一杯だった。
というのは嘘だが、サブローさんが、バフを掛けた上に塗料は乗りにくいよ!以前、BSAのスパロケでバリバリ剥がれたことが有る!とのこと。そういえば、ペイント依頼予定だったお店のもアルミ生のままの方が塗料は良く乗ると、言っていたなあ。だったら、単色で、その代わりウレタン塗装して、コンパウンドを掛けてから、ウレタンクリアーの3回塗りに、4,3,2ミクロンのコンパウンドでツルツル・ピカピカにして貰おう!でも予定していたペイント屋さんが納期90日と言われ断念。現在、現物を持ち込んで、以前から知っている伊倉板金さんに相談している。
どうしてもメッキ調にしたければダイノックシートを専業にしている仲間も居るので、ミラーフィルムを貼っても良いし、、





どっちが良いかな?

  



出来上がったタンクを家族で取りに行く 赤い郵便ポストが素晴らしい!



そのままデニーズでステーキ



完成予想


何となく、SUZUKI グースにも似ているなあ。



ステッカーの位置決め


クリアーも2度噴き。最初は4ミクロンから最後はフェラーリ、ランボルギーニ等で、いくらでもお金を掛けて良い場合にだけ使う1ミクロン以下の超・超微粒コンパウンドで入魂の磨きを施して貰う。SUZUKIハヤブサ乗りの彼の、バイク心を思いっきり刺激したので、仕事のレベルを超えて熱心にやってくれた。



全てが映り込む。タンクだけで2013年の男性サラリーマンの平均月収を超える出費になったが、足りなくなったら、来月分を前借りすれば良いし(ウソ)次は、燃料メーターのフロートをタンク内に組み込んで、アナログ表示させるんだ。実は当月(2014.09)資本金100万円の小さな会社を興すので、物入りの最中でなんだ!