カメファクのチャンバーにセットのウエイトローラーやスプリングを組む。デイトナ・ハイスピードプーリーも手に入れた。
半日作業!電動インパクトレンチがあれば簡単。外装を外すのが面倒でした。とはいうものの、翌日まで体の節々が筋肉痛で辛かった。
1.軽量ウエイトローラー
2.強化クラッチスプリング
3.キタコ・ハイスピードプーリー
4.スポーツエアクリーナー
5.キャブMJ80、PJ30変更
6.チャンバー
7.ハイスロ
右:強化クラッチスプリング ノーマルより一巻き少ない。(材質にもよるが硬くなる)
遠心クラッチのスプリングを強化すると、回転が上がらないとミートとしない。ということは、パワーが出たところで繋がるということ。ウエイトローラーを軽くすると、遠心力が弱まり、駆動側プーリーが大径になりにくくローギアード化される
で、どうだったか?
ノーマルの30km/hまでのかったるさは無くなった。でも、カムに乗るのは50km/hからでノーマルでも最高速は満足だが、常用域までの到達時間はかなり短縮。登り坂でもぐんぐん加速する。出足はマジェ250よりマジで早い。信号をフライングする原チャリを交差点内で差せるし、クローズドなコースで新型マジェスティC(250cc)と比較するチャンスがあったが、スタンディングでも追い越し加速でも全域で僅かに早かった。
駆動系
2003.07.02 東京バーツ城西に電話で、今度出たカメファクのプーリーを取って貰うべく電話して、取りに行って色々見ている間に、つい色々買ってしまった。*下記評価は、客観的評価ではなく、相性面で私には合わなかっただけです。
左から トルクカム、ハイスピードプーリー、センタースプリング 下 強化ベルト
とにかく、これらセットがまるで逆効果に!
取り付け 2003.07.09
1.トルクカム&強化スプリングは20〜30km/hまで超高回転(変速しない)で、とにかく25km/hがつらい。両方換えたことで、相乗効果がやや過剰気味。回転は上がるが、前に出ない。薬の飲み過ぎでゲップ状態と同じ音でごまかされていたが、甲州街道でマジェに明らかに離され、愕然。評価 × おまけに、低速ではエンジンまで回転がばらつ始末(最悪)
2.プーリーは安いデイトナとあまり変わりなし。外見では、高速側にも幅が広がったようで、実際にも60〜70km/Hでオーバードライブのような回転の低さ。でも、もともと高速側にはあまり興味がないので、、、評価 △
3.スプリングは二次側が小径になりにくくする でも、カムのピンやベルトにストレスかは掛かるでしょうね*トルクカムも同様に、ピンへの動作角度を通じて二次側が小径になりにくくする 同じくベルトにはストレスが、、、
4.確かに、チャンバーで高回転側に振ったエンジンでは良いかも知れないが、ポートまでやらないノーマルシリンダーでは、やりすぎで回転ばかり上がるが、スピードはかえって出ない。全開以外では殆ど前に進まない傾向が更に加速し、さらに乗りにくくなった。*通勤・街乗りが全開のみだったら、これで良いけど。
5.思わず、数日間の試乗後、全てをノーマルに戻した!(プーリーはデイトナの安いヤツ)グイグイ前へ出る感じはなく、ノーマル戻しで快調さが復活!でも勉強にはなりました!
結論:ノーマルシリンダーではデイトナの安いプーリーと強化スプリング(1,500円ぐらい)ぐらいで充分。何でも、替えれば良いという物ではないですね。(毎度経験すること)反省
分解すると、ベルトのカスがクラッチのシューにこびり付いており、スリップの原因にもなるのでキャブクリーナーで洗浄
とにかく駆動系はこれで一休み!