2012.07.26 名古屋を食べる


先日渋谷のデパートで開催された名古屋でらうま市のレベルが低く、名古屋に何か食べに行きたいなあと思っていたら、タイミング良くハワイで知り合ったSさんファミリーからのお誘いがあり、日帰りでグルメツアーに出かけた。
ちなみにSさんはご夫婦共に開業医で、ジャンジャン横町で串カツが食べたいと、さりげなく大阪まで行ってしまうあたりは、結構食の感覚では私と近いのかも、、
当初は、新幹線ホームの“きしめん”と“寿がきや”でも行ければと思っていたが、今回はSさんファミリーの“ソウル・フード”を堪能させてもらう。
   
長男は新幹線に乗るだけで大はしゃぎ 前職時代(リーマン時代)に各地をどさ回りしていた頃のぞみは、悲壮感さえ漂う睡眠移動の貴重な時間だったし、名古屋は御器所に前職の支店があり、出張のついでにコメ兵や大須の電気街などをウロチョロしていたが、ファミリーでのんびり移動するのは旅行気分で楽しさ満点。品川駅で駅弁を買うのをグッと堪えて、のぞみ自由席であっという間に名古屋に着いてしまった。それと10年以上前だが、車中でPHSのデータカードをVAIOに挿して停車駅でメールチェックと、オリンパスのアイ・トレックという液晶メガネに、当時は高価だったポータブルDVDプレーヤーで映画をよく見たのを思い出した。さらにDOCOMOは車中では通話がよく途切れるので、関西セルラーのシングルCDMAを好んで使っていたのを思い出した。



      何はともあれ、名古屋ホームでは“きしめん”でしょ!



寿がきや からも出ている!






     TVでよく見た、名物おじさんはいなかった



    冷やしおろしエビ天入り。 麺の腰が充分にあり、汁も濃すぎず当然ウマイ その後を考え1人前を家族でシェアする。 



新幹線の改札を出て、地下鉄桜通り線沿いのアーケードの階段を降りる店のきしめんも好物だった。


以下は目についたもの 
未食 

        人形町のたまひでと勝負かなあ









当日は、土用の丑の日の前日だったが、その数日前から行きつけの店でたらふく食べたので、次回にしよう。それと、どうも名古屋は、きしめんとか、ひつまぶしとか、エビフリャイとかの単品勝負というか、お店の構えで“何を提供したいのか?”がストレートで判りやすい。



名鉄名古屋線でSさん宅にお邪魔した後、なんだか判らないがオススメの“シロノワール”というシロモノを求めて出動する。



郊外型珈琲店 コメダ珈琲 これはファミレスなのか? 郊外型喫茶店? 市内に沢山あるそうだが、いったい何なんだろう!メニューにはファミレス特有のパスタ、ご飯もの、ステーキ類は全くない。そういえば、東京を含めてファミリーレストランは低価格で、高い回転率と、メニューは和洋折衷で豊富なバラエティと新規メニューで集客を狙っているが、ココは違うようだ。Sさんファミリーは週6回通っていた頃もあったという。モーニングセット目当てなのか、朝から行列だそうで、地域コミュニティなのだろうか? まさに異文化に接した感じだ。スタバやドトール、エクセシオール、ベローチェ等とはどこか基本的に違う感じだ。店内は昭和のキャバレーのように低くて深々と座れるビロード風シートで、ゆったり感はルノアールに近いかも。



偶然、同じ日にTVで特集があった。でも、このTV番組(カンブリア)は好調企業への賛美歌というか、過度の美辞の羅列なのであまり好きではない。
先日も私の仕事上のライバル企業をとりあげ、企業倫理を含めて大絶賛していたが、その企業が公取から独禁法違反容疑で立ち入り検査を受けたのは、放映からわずか数ヶ月後だった。当然株価は急落。高い確率で黒判定だろう。だいたいテレ東は、WBSなどで新しいビジネスモデルや新素材を過度に取り上げ“これからのXXが変わります!”などとセンセーショナルな煽りを繰り返しており、これはマクロでのオオカミ少年である。例として、ほぼ完全に挫折した第三の液晶“SED”を過去に何度もとりあげて大絶賛していたし。つまり冷静で客観的なフリをして“バスに乗り遅れますよ!”をみだりに連発しており、お笑いタレントとドラマ番宣ゲストの無意味なトークショーよりも罪は重いと思う。とにかく3.11以降、テレビは信用しない。見ると時間の無駄でしかないし、見ないでも私の日々の生活は笑いに溢れ、まあまあ充実しているし、、、

2012.12.25追記
コメダ株の約4分の3は現在、投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(AP)が所有しており、優先交渉権を持つアジア系投資ファンドMBKはAPからコメダ株を譲り受け買収される見通しだ。とのこと。

2013.01.07追記 コーヒー専門店に「第3の波」が到来 脱スタバ目指す戦いへ  急成長を遂げた「コメダ珈琲店」。業界3位のタリーズコーヒーの店舗数を、今年度中に抜く勢いだ。昨年11月には銀座ルノアールがキーコーヒーとの資本・業務提携を発表、団塊の世代をターゲットにした「ミヤマ珈琲」を軸に全国展開へと打って出ると宣言した。ドトール・日レスホールディングスは昨年3月から、フルサービス式の新業態「星乃珈琲店」の展開を開始。これらはいずれも、時間と財布に余裕のあるシニア層を取り込み、フード類を充実させるなどして、客単価の底上げに成功している。




Sさん大絶賛のシロノワール



とりあえず、子供にはミニ



食べた食感は驚くことにブーキモに近い。溶けたクリームにつけパン感覚で行ける。私の妹は腕の良いパン職人で、作るパンは誰にも好評だが、このコメダのパン・デニッシュ類も焼きたてでウマイ。とにかく軽くて、腹にたまらないというか胃に負担が少ないのだ。



奇妙な容器のフルーツジュース シャカシャカ振って楽しむのは、数年前に少し流行ったサンガリアのみっくちゅじゅーちゅにどことなく似ている。Sさんのご子息達はこれがソウルドリンクのようだ。


名古屋の翌日 2012.07.27 ちょっとググったら、近くの国道246沿い三軒茶屋で今年6月にコメダが新規OPENしていた!ただし、パーキングは無いので、速攻でタクシーでGO!

 1Fがミスド、となりが天や  でも、コメダで甘いものを楽しんだ後にミスドはNG.甘さの後はしょっぱい感じがほしくて、天丼弁当をテイクした。



      郊外型と違い、こちらはやや狭い。でも、流行のトール感はない。



    窓の外には東名と都心をつなぐ、首都高速3号と、国道246の立体交差が見える。



   シロノワール(大)にトライ パイ生地風で、見た目ほどヘビーではない。家族で完食 ソフトクリームは溶けてから(漬けパン感覚で)食べる方が圧倒的にウマイ。



  昨日食べられなかったSさんオススメのエッグパンズにもトライ



    こんなにデカイバーガーは他に無い。でもパンズが柔らかく、一気に食べてしまった。



         これも、昨日食べなかった、味噌カツサンド これも一気食い


  アイスコーヒーは嬉しい保冷マグカップ

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《前日の名古屋に戻る》


次にSさんオススメのエビフリャイ 


以前125ccのスクーターで行った、三島のこがねも良かったが、知多半島で食堂旅館からスタートしたらしいまるは食堂のエビフリャイは安くて旨くて絶品だった。 



エビの身がキッチリ締まっていて、肉質の歯ごたえは充分。加えてしっかりして厚めの衣とのバランスも良いが、この衣にエビの身が負けていない。口の中でさっさと消えていく腰抜けのエビや、煎餅のようにやたらとカリカリ来る衣では無いので、食感バランス抜群。タルタルでもウスターでも醤油でも旨い。もう少し高くても良いから頭から食べられるエビフライもいいなあ。



 コストを気にしなければ伊勢エビでやればいいだけ。でも、480円/本でこれだけのモノは他でお目にかかれない。



アサヒ スタイルフリーのCMで長瀬智也がスペインの崖で食べるオマールエビのフライ

そういえば、私の二度目の結構式の食事会で伊勢エビのチリソースを予約したが“コストを気にせず伊勢エビを思いっきり沢山入れてください!”と予めリクエストした。私の最近の自慢できる豪勢・贅沢といえば、それぐらいのモノだ。



さらに、お土産で5本も頂いた。エビカツ丼で卵とじも旨かった。



  Sさんファミリー



帰路の、のぞみで天むすをつまみ、品川駅で私のソウルフードの崎陽軒シュウマイ弁当を買い17時帰宅。



    頂き物を含めた、本日のお土産



    そのままズルズルと夕食になだれ込む。


人気のテーマパークもレジャーランドも要らない。仲のいいお友達ファミリーが居てくれて、ローカルフードがあれば、超楽しい家族イベントになるんだ。



食べたら、寝る。起きたら遊ぶ これを繰り返す。(親も子も!)