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ステディカムとはヤジロベイの原理で独特の浮遊感で追いかけ走りでも、カメラの手ぶれを防ぐ装置
手持ちのドーリーというか、圧倒的な腕力(持久筋力と腰を落としたヒタヒタ歩き)が必要であり
本格的なモノは大リーグ養成ギブス風で5~700万円!人づてに話しを聞くと相当な重労働で、腰痛持ちになるとのこと

15年以上前にHi-8用に自作したが液晶モニタナシで使いにくく、フラフラで失敗。
いつかは買おうかとも思っていたが、その後べーカムSP+ビンテンの重厚長大に移行したのでそのままに

2006年9月、キャノンHV10という500gの超軽量ハイビジョンカメラ購入と共に古傷が目覚める
これならヘタッタ腕でもステディカムが持てそうだ!





コレが昔から(ビデオムービーに液晶モニターが無い頃から有る)小型ステディカム TIFFEN社の小型ビデオカメラ用ステディカム ® JR 本国$674  日本148,000円 そのころステディカムは、欲しくてもとても買えなかった。以下ステディカムと同等品を簡単にご紹介


国産(株)ユニシア  リンコムステディ  6万円?





国産アスク社  ステディポッド   台にもなる  ?万円





ProMAX社  ステディトラッカー ウルトラライト
Steady Tracker ULTRALITE    $198





HAGUE CAMCORDER STABILIZER  HCS/3 $187.32
680g





クリップ&ゴー
ABC PRODUCTS Clip & Go $969  日本149,000円





フローポッド スタビライザー
Varizoom FlowPod Camcorder Stabilizer $399
オプションでテーブルクランプもある





sachtler Artemis DV  
ハトラー 4710 アルテミス DV  海外廃番? 日本13万円





グライドカム 2000プロ
VariZoom社  Glidecam 2000 Pro $299.95  国内68,000円


ん~ん どれも重そう!


そんな中で本体363g カメラ重量230g~可能なステディカムを見つけた!これなら、ワイコン+大型バッテリーでも1kg以内で少し長時間でも持てそう!(注意!結局ウエイトを足すと本体だけで1kg!)



ステディカム・マーリン(ニモのお父さん!?) Steadicam Merlin  $799  日本ケース付で148,000円

動画サンプル
http://www.tiffen.com/userimages/steadicam_merlin_demo_med.mov





早速ネットでステディカム・マーリンを見つけ(B&Hのサイトを)クリック・クリック



昔はハーレーやポルシェのパーツは、日本からのオーダーがなかなか受けてくれずひどい店はカードの引き落としが終了し、お店にVISAから入金が完了してから発送とか、細かい質問に答えて貰えず、突然音信不通になったりなので、夜中に起きて、本国に電話して相手の名前を聞き出し、自己紹介を兼ねたお手紙をFAXで送りまくったのが懐かしい思い出です。だいたい、返答の打率は3割で、その中から安くて面倒見の良さそうな相手とじっくりやるのが多かったが相手のお店の倒産で、オーダー変更で返金待ちで預けておいた数千ドルがパアになったことも今思い出した。

今回は、海外からの初回オーダーはクレジットカードの両面コピーを送るのが条件で、FAXまたはファイルのアップロードで簡単に終了。価格差は日本とたいして無いかもしれないし、アフターフォローの不安もあるが、このステディカム・マーリンは故障も少なそうだし補修部品もネットに載っているので今回は、おもしろ半分の娯楽感覚で行ってしまった!

日本時間2006.09月4日の夜にオーダーして9月中旬到着予定と思っていたら、なななんと中1日でヤマトUPS便でステディカム・マーリンは到着し、早速開梱(通関税、消費税で+2,700円) 



ソフトバッグ入り




ココのウエイトを増減で調整する




微妙なセンター出しのための縦横調整とジンバルサポート




位置決めはマニュアルに従わず、独自方法でやろう



で、どうだったか?

1.使っていて軸のEリングがすっぽ抜けて紛失してまい、苦労してほぼ同じサイズのEリングを探して自分で修理。
  この件は、TIFFENにメールしましたが応答無しで、買ってもいない国内代理店に相談も出来ないので、、、
  さらにグリップのマジックテープの両面テープがダレてズレて来ます。

3.問題のバランスは、先ず風の影響を結構受けます。バランス自体調整は慣れれば問題ありませんが、
  最良点以外でも複数の一見バランスが取れてしまうポイントが有るようで、意図しないコギングや
  螺旋回転を急に始めることもありました。
  それと、釈迦に説法かと思いますが、独自の浮遊感というかふらふら感はあるし、手ぶれ振動による
  角度的変化(ブレ角)は収まる物の、特に画角の上下動(平行移動量)はかなり感じてしまいます。

以上のことから、ステディカムというブランドに憧れていらっしゃる様でしたら、トライの価値はありますがあらゆる角度でのバランスというと、グライドカム(ツクモ扱い)のほうがやや勝っている気もします。 って、出産・子育て用ビデオが臨月は2007年12月なのに機材だけが先走り!?









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