Cクラッチ
クラッチが滑る!!
ローでは良いが、下から完璧な全開だとセカンドで滑り、特にキャブをTMRに換えてから極端に激しく6千回転あたりからオートマ車の様に滑っている!(それだけパワーが出たんだ!シャシダイなんか要らない。自分に定量化のセンスがあれば、、、)(フルパワーを掛けなければ充分に使えるが)パワーの美味しいところでクラッチが音を上げたようだ!さらなるパワー増強の前に暗礁に乗り上げた感じだ。
色々調べたら、ノーマルのクラッチスプリングは板バネなので強化スプリングは無い!
調査元 FCC(浜松)→アドバンテージさん(神戸)
良くあるコイルスプリングにコンバージョンするキットはCキットで45,000円。ただし在庫切れの上にアドバンテージさん曰く、XJRはちょっと弄くると(パワーUPすると)直ぐに滑るとのこと。
もともと基本設計がFJ1100で古く、以後FJ1200→XJR1200→1300→00年型用とNEWモデルの度に強化を重ねて既に容量的に限界とのことで今度はミッションが逝ってしまうらしい。(ポルシェもミッション保護のためクラッチが先にイカレる)ということは、よくあるシャシダイでXXX馬力出ました!は普段本当にフルパワーを使い切っている乗り方をしているのだろうか?さらにBセットと称するキット(23,000円)はコイルバネに換えた後に買うパーツなので要注意だ!
ちなみにバーネット製だと
XJR1200/1300用スプリングコンバージョンキット+レーシングクラッチCキット 定価61,000円
さあ!やるか
先ずは、オイルに浸して
*マウスを画像の上に持っていくと、BEFORE AND AFTER!
左:ノーマル(板バネ1枚) 右:アドバンテージ(コイルバネ6個)
ノーマルの一枚物の板バネで、100馬力+は素人目でも無理を感じる!
DISKとプレート(DISKはノーマル)
上 FCC強化 下 ノーマル(炭化もしていないし、摩耗もあまり進んでいなかった)
で、どうだったか?
1.手荒な使い方ではなく、フルパワーにふさわしいかどうかで、ちょうどタコメーターが完成したので軽く都内を流したが、滑りは皆無であり、無理せずとも、浅い角度でウイリーしながらの加速はタマラナイ魅力である。フロントが浮かないフル加速を練習せねば!! フルパワーを掛けてのテストは後日テストします!
2.既にクラッチマスターを5/8(15.9mm)から14mmに換えて柔らかくなったと喜んでいたが、今回の強化クラッチで、クラッチレバーは重くなった。パワーに耐えるのに重いのは当然だが、もしノーマルのクラッチマスターだったら(私には重くて)かなり厳しいと思う!
注意!クラッチマスターの小径化は送りの量が減少する関係で軽くはなるが、今回はレバーの調節つまみを1〜2でないと切れが悪くなったし、車種によってはクラッチが熱ダレすると切れなくなる場合がありますョ。
*さらにヨシムラのカムも計画したが、高性能計画は第一弾で終了と致します。セカンドでも浮いてしまうので、私には充分なパワーとレスポンスを得てもう充分。欲深き探求心には腹八分目がちょうど良い(年の功!?)