Shopでポン!パーツをチェンジ!も良いけれど、何をどこで買って付けて貰いました!は私のホームページの精神に反する!!ディテールに拘るなら、愛着があるなら、拘りがあるなら、磨くことです。量産車ゆえの仕上げに時間を掛けられない部品の仕上げ工程を自分でカバーするんです。
はっきり言って性能を一般ライダーが公道で正確に把握し発揮する事は、法的にも、技術・経験・能力的にも(個人差もありますが)無理と断言。設計・試験に携わっている人たちが(比較・経験の区々な)一般ユーザーはともかく、雑誌のライダー記者まで無知蒙昧でいい加減と嘆いております。ネットでは書いたモン勝ちですが、先ずはオリジナルのポテンシャルと細部のディテールをもっと正確に把握した上で、自分の好みを確立することであり、モディファイ(改造)する合理的理由が曖昧すぎます(自分もそう!)
乗って弄くる二本立てセグメントではなく
@乗り(走り)
Aいじくり(改造、パーツ交換)
B磨き(メンテナンス含む) の三拍子と考えています!
寿司もバイクも光り物から入る!?
先ずは基本中の基本 ネジ磨き(メッキ)
メッキはいつもの佐藤メッキさん
ハンドル、フォーク関係、チェーンテンショナー
リア・アクスルナット、ブレーキホースガイド
ブレーキDISKボルト
ローターがサンスターなどのGOLDにした場合を想定!?
ヤフオクで1万円だったドライバースタンドのオリジナル・トップブリッジ
ハンドルクランプは角型だが、何故かゴツくて安っぽく感じたのでポッシュの楕円に交換予定。
SRXの時と同じで先ずはポリッシュ!
アルマイトが掛かっていると一段粗目から削るので、面倒。磨きはSRXで充分に学んだ。このあたりがSHOPでポンの金持ちA様との違い!
例によってツルツル・とろとろ! 料理と同じで素材の味わいを引き立たせる!?
このあと気が変わってPOSCHのポストと一緒にメッキに出す!!
POSCHのポストとメッキ仕上がり!
カセイソーダでアルマイトを溶かすが、安物はアロジン(アルミにクロメート処理)
で誤魔化している場合もあるとのこと
2004.03.10 仮組 ドライバースタンドのオリジナル・トップブリッジは〜99年用のようで、ハンドルロックの高さあわせで半日かかった!
晴れの日は眩しいぞ!
ブレーキペダルもバフピカ(30分)
ノーマルはモナカのバリが目立つ!
ちょっと磨くだけでディテールは格段にUPする!
次はタンデムステップ兼マフラーブラケット
YOSHIMURAのマフラーには取付に絡んでオリジナルのタンデムステップ(ブラケット)が付属するが、コストの関係でやむを得ないが、見るからにアルマイト加工の量産品という感じで、断面もローレット加工で誤魔化しており、皿ボルトも貧弱である。ここが新車のオリジナル部品は表面は湯周りが悪いのか?微妙な巣も目立ち粗い気がするが、やたらピカピカしているので負けたくない!
ステップ、マフラーブラケットを外す
BOSCH君が手伝ってくれる!(最初のトルクは手動)
自作の移動万力台に咬ませて、先ずは極力同じ角度から堅いアルマイト皮膜を剥がす!
180、320番、サイザルバフ(赤、白棒)、フエルトバフ(白、青)、超微粒コンパウンドと結構長い行程で仕上がりましたよッ!
バフの極意は、@同じ方向から掛けるのではなく縦に掛けたら次は横から、Aやりすぎて荒れたり、傷が消えない場合は躊躇せず最初の180番に戻ること。
その他の部材も磨く!磨く!
金属の御来光を拝む? 曇っていた部材が光り出すのが日の出の瞬間と同じでタマラナイ!
とろとろ、ツルツルにしたい度ナンバーワン!?のリア・スイングアームを外す。ピボットのナットが27mmは初めて!速攻で東急ハンズB1Cに走る。BOXは1/2で760円と意外と安い!
途中経過 2004.02.10 サイザルバフがすり減って中断。何度か小傷を見つけては部分的に振り出しに戻る(粗目磨きから再スタート!)
この辺で止めておこう。次はネジのメッキだ!ただし、何でもかんでも光り物ではなく、光る・光らないのアクセントを持って進めるコンセプトなんだ!
次は二液ウレタン塗装(缶スプレー)
リア廻り Stage1 完成
Was
After
スイングアームは見えないところは磨かない手抜きが見えてしまっているが遠目にはかなり光っているので結果オーライ
チェンケースはエフさんのアルミ・シルバー、ピボットカバーはスイングアームやタンデムブラケットを光らせたので、同じくエフさんのアルマイトの黒をあえて選択した。ノーマルはカパカパゆるむ安物プラで大嫌い!これからアクスルナットをバフの上メッキへ
2004.03.04 Stage2
バフの限界を感じ、メッキへの道へ
*アルマイトは物理的に削り磨くより、苛性ソーダで科学的に剥がしてから、磨き→メッキへ
光りかたが全然違う!
リア・アクスル
3種類比較
ノーマルはシルバー塗装。(メッキ品はエフ製を購入後別途バフ・メッキ加工)
小雨でちょっと走ると、フェンダーレスだし、せっかく磨いたスイングアームやチェーンケース・カバーが汚れる! そこで、ノーマルのチェーンケース・カバーが使えるインナーフェンダー(普通は一体型になる)をヤフオクで見つけた。ピラミッドプラスティックス社製とのこと。
取り付けはボルトオンで2分!
カーボン模様+光り物(メッキ)=華やかで、渋い!
2003.01.16
この車両はオークションで落として引取りで現車確認の際に右インナーチューブに凸バリ(表面ではなく下地からの錆び?でメッキが盛り上がっている)が僅かだが発見。
引き取り後ペーパーで慎重に落とすがまだ不満。インナーチューブは部品で1本1.8万ぐらいするが、新車状態でもアウタチューブの仕上げ(バフ掛け)が雑(アウターチューブの脇だけ機械磨きの方向が違い違和感を感じる)なので同時に手を入れようと思った。対策は
@左右インナーチューブ交換とオーバーホールをSHOPでやってもらう(フツーの人向き、実費約6万円)
A右インナーチューブとスライドメタル、オイルシールを交換しアウタチューブのバフ掛けを自分でやる(自作派向き、定価計算約2万円)
B左右インナーチューブをチタンコーティングの新品(実費約8万円)に自分で交換する。その場合YSP久留米がメールの問い合わせにも素早く、親切で経験も豊富のようだった。+スライドメタル、オイルシールも交換しアウタチューブのバフ掛けを入念に行う(ベストだと思う)
Cワイズギアの倒立フォークに安直に自分で交換(定価計算約30万円)でも黒のアルマイトは似合わないなあ!
Dオーリンズのボルトオン正立フォークに変える(定価計算約22万円)前後オーリンズ!?で統一
別に正直Fフォークの能力は、切り替えし時のフワフワ感がなくて、フルボトムしたときの剛性感があればノーマルでも色々プリロード掛けられるし、OKだが、なぜか今回はやってしまった!!
ということで手に入れちゃいました!
アドレスで良かったブレーキングのローター(リア)をヤフオクで落とす。
これからボルトをバフ掛けしてメッキに出して取り付け!
問題のフロント関係はライディングスクールの関係でパフォーマンス面でノーマルを維持せざるを得ない。
ネジは18金メッキ!すっきり。キリッと
左ノーマル、右:ヤフオクで1600円だったオフセットポスト
コレが結構気に入った。でもフォーク交換時にPOSCHに交換予定
2004.03.11 久々の大仕事!
上ブラケットのメッキとスペシャルメーターが組上がったのでオーリンズをやりま〜す!
全長もドンピシャ! 純正よりやや重い。倒立並みの剛性は4点支持のアウターチューブ!
上のブラケットがメッキで下がモナカのようなバリが目立つのは恥ずかしい。
XJRのオーナーなら、さも量産コストダウン車です!を認める箇所と思うはず。
そこで、速攻3分間ポリッシング! 面倒な場所は後でつや消しのクロを塗ろう。
3分後
ぐっと素材感と味わいが出た(オススメ)
中略=何の問題もなく、プラモデル感覚で組み立てるので何か、ガッカリ!?HPにUPするネタにもなりませんでした。
な〜んだ、誰でも出来るんじゃん!
何か、問題が起きて自分で加工しないとつまらなく感じる自分は、客観的に見て変だと思う。
一応ネジはメッキ加工か、バフ掛けを予め施した。
あっさりポン付け
マニュアルにブレーキホースは+5cm!でも私のはそのまま付いた。
思えば、@傷発見、A対策検討・決定、商品調査、B対策の障害発生(高い!)C障害の対策(調達ルートの開拓)で3ヶ月かかったが、取り付けは3時間かからなかった。
で、どうだったか?
ちょい乗りでは意外としなやかさが無い。ただしブレーキング時の沈み込みはリニア感があり、ノーマルだと制動時にある一定のレベルを超えると途端にフルボトムする感じが無くて剛性感もありGOODだが、世界が変わるほどの大変化でもない。
あとは、いろいろ試してからでないと本当の能力は解らないが、私はふわふわしなければ柔らかめが好きなので、大したこと無いと思うけど、、、、ファッションでならカラフルでオススメだが、猫足のようにしなやかなノーマルフォークのオーナーは疑心暗鬼も・劣等感も必要ないと思う。
独断だが、XJRはBIG・BIKEのカローラ!?(良く出来ていて、万人好みで欠点が少なく、安心して使える)改造するならGT−Rとか(バイクなら水冷系)の方が手応えも大きい。まあ後は個人のお好みですね。ほどほどに手を入れて、少しばかり自分の好みを主張出来れば、差別化やガリガリ・ギンギンに入魂する気にもなれない。ライディング・スクール用なので足回りはこのヘンでおしまい! (注:一般ライダー向けの活動はほとんどしておりませんのであしからず)
光る足元 トラックの車輪のような無骨な黒ホイールを何とかしたい!
、、で、こうなった!
荒っぽくエンジンを掛けてローギアでホイールを廻しながら粗めから段階的に磨く。
注意・指を挟まれないようにね!コレで指を落とした人を何人も知っています!
フロントはDISKが有るのでサンダーが入りにくい。
強引に押しつけるとホイールも回るので意外と簡単!?
削り際はガジガジになるので、マスキングなどせず無神経に黒のラッカースプレーを吹いて、光らせたいリムの耳だけをアセトンでふき取る荒技!
乾燥後クリアーを吹いて完成まで3時間の簡単ポリッシュだ!
ダイナモカバーにミミズ(虫食い状態)発見!
クリアー層と基材のあいだに腐食が進む(良くある)
まずは剥離(荒削り) 240,320と云う手抜き!
サイザル+フェルトバフに白→青棒でポリッシュ
安直にクリアーを吹いて出来上がり!
ブレーキパッド
昨年中古購入し引き取りの途中で東京パーツ城西で勧められたEBCとやらのブレーキパッドを買って帰る。(1万円弱)
昨年10月に鈴鹿サーキットで新型CB1300に試乗したが、乗り味がXJRに近づいて、従来のブタのような無味乾燥とした鈍重さが払拭され、NISSINのキャりパーもダイレクト感が良く気に入った一方、XJRの純正住友キャりパーは(評判は良いようだが)私はYZF−R1の頃から好きではなかった。さらにXJR1300は2000年モデルからDSIK径が320mmから298にサイズダウン(軽量化?)とマスターも5/8インチから14mmになったことで、リニア感は何とかあるが、とにかく柔らかく初期制動が甘くガツンと来ない。28年前から対向ピストンの大径Wローターに拘っていたので、不信感が募る!ということで早速パットをEBCとやらに交換
で、どうだったか?
フェロードに近いが一発で軽くロック可能! リニア感もへったくりも無く強いが、ノーマルタイヤとは相性が悪いようだ。温度特性と限界領域のコントロール性は、もう少し速度の出る場所でテストしないと判らないが2〜3発効かせた後のタッチはとりあえずGOOD。懐かしいが炭化して燃え尽きたRKエクセルの殺人パットとは雲泥の差である。でも一般ユーザーにはノーマルが安全で良いかも。というところでタイヤを前後共にBT010に交換。さらには、NISSIN5/8マスターも9,200円で安かったので即発注。おまけにクラッチマスターは逆に14mmを試す。http://www.red-sun.co.jp/
ブレーキ、クラッチマスター交換
別に純正のオイルタンク一体型との差別化が目的ではない。ミラーは2個で980円のスクーター用。
〜2000年からXJR1300は前述の通り
@DISKローターは320φ→298mm、ガッカリ
Aブレーキキャリパーはブレンボ(通称ヤマンボ)→住友MOS
青いアルマイトの穴フタで解るように張り合わせでない一体型の削り出しだが、ブレンボの対抗ピストンがヤワなわけがないし悪いわけではない。
凄く昔の片押しではあるまいし、、、さらに、独断ですが、何で住友MOSの評価が高いのか私には解せない。パットとDISKローター要素の方が遙かに大きいのに!さらに誤解を恐れずに独断で思うなら、XXXを走って結構良かった!とかのアマチュア・ライダーの文言は信用しない方が良い(私のを含めて!)さらにブレーキ関係に於いては市販部品の『サーキットで実証済み!』も信用出来ない(だって、ストレートで冷えるモン)
ブレーキマスターは5/8インチ(通称16mm)→14mm
住友MOSがややシリンダーが小径になったのか?とにかくタッチは私好みではない。これはYZF−R1でも言える。とにかくストロークが増えてリニア感が(私は)減ったと感じている。時代の変化でソフト路線か?ブレーキのYAMAHAと呼ばれ、対抗ピストンをウリにしていた頃が懐かしい。
Cクラッチマスターは5/8インチで変わっていない(ハズ) そこで、
@ブレーキマスター14mm→5/8インチ
Aクラッチマスター(多分5/8インチ)→14mm
で、どうだったか?
@ブレーキのリニア感は大幅に改善と(個人的には)感じた。
Aクラッチは軽くなったようす。
もともとブレンボのキャリパーが最高とも思わないが、破綻のない安定性と信頼性はポルシェでも手応えを感じているし、住友MOS(モーターサイクル・オブ・スミトモ?)は正直嫌いであったがパット交換とマスター径変更でやっと好みに近づいた。このことで、検討していたYZF−R7の320φDISK(オフセット・ゼロなので、XJRのNEWホイールに付く!)はブラケット作成が面倒なので中止!後は右手の手加減で勝負。
ちなみにプレンボのバイク用マスターはリターンスプリングが強すぎてタッチは最悪。APレーシングの可変ボアのタイプは動きが鈍重。
NISSIN製デイトナブランドが安くてオススメ。この辺は道具に凝る前に、技量面で、しっかりとフロントブレーキを掛けられる様になってからと思う。再度のおまけに、やたらパットのブランドに凝るのも疑問。軽い初期制動のタッチだけで好みを決めると危ないぞ。(以前はパットを炭化させては楽しむクレーマーだった)
ストレートサイドスタンド
下:前期純正ベース!ストレートサイドスタンド(XJR1200/XJR1300)
やや車体の傾きも浅くなり、せまい車庫の私には重宝!バックステップで上げるとサイドスタンド先端がつま先に当たる!そこでサンダーでカット!チェンジペダルとのクリアランスも確保したが、ヤフオクでストレートに改造した部品を発見し即入札!3、000円+ノーマル下取り(又は+3,500円)だったがこれは使える!酸素で曲げて塗装を考えたらリーゾナブル。出品者のolo2140jpさんのメール・アドレスはpolo@mcc.sst.ne.jp ただし、いつも有るのかは判らない。
最近ノブを溶接して貰った。
ノーマル戻し!
@バックステップ
バックステップは格好いいし好みでSRXでも試したが、セパハン&前傾姿勢では決まるがXJRには不要と思う。前オーナーの名誉のためにも、あくまで個人的見解・感触だが、
@街乗りでは膝が疲れ、オシリが痛くなる。(6年乗ったFZXがそうだった)
A可倒式でないと、カカト・ふくらはぎを引っかけて痛める可能性があり、純正はラバーで振動にも優しいし、滑らない。
Bサーキットランはやらないので深いバンク角は不要であり、純正ステップのバンクセンサーは(すり減って直ぐに無くなるけどサーキットでのニーパットよりもお気に入りで)一つのバロメーターとして重宝していた。
C何故かブレーキのリターンスプリングが無く、ストロークも多くて足の感触が自分の好みではなかった。
ヤフオクで3,100円でノーマルステップを落とした。リターンスプリングが欠品だったので速攻で東急ハンズで汎用の1.4φの引きバネを調達し、切断、加工して自分の好みの強さにて、リンクのナットもちょっと自作。ただしステップ自体に転倒で曲がりがあったのでアークで肉盛りして角度を整えた。コノヘンでどうやって仕上げるかを悩むのが実は一番楽しいんだ。
Aノーマルシート
2004年モデルに丸二日乗って、愛車に戻ると、シートの低さが強く感じられ
@足つき性はノーマルでも問題ない
A翌日行ったツーリングでは足首とオシリが痛くなる
そこで、ヤフオクで5千円だったノーマルに戻す。
やや腰高だが、膝・足首への負担は軽くなった。さらに視点が上がり、相対的に下がったハンドル高さと相まってポジション的には軽快感が増してGOOD!さらにノーマルはこんもりとした山形で、路面のショックもオシリに優しい。体重を減量して加速は良くなったが、贅肉がちょっと落ちたのか?太股とおしりの肉厚が減ったようでおしりが痛くなる事が時々ある。*最近ピカデリーの女性用のタイトなスリムパンツ(ジーンズ)もはいている!